ドロマエオサウルス


(写真:2008年「恐竜大陸」in幕張メッセ/撮影:裏辺金好)

●基本データ

分類: 獣脚亜目
学名: Dromaeosaurus
学名の由来:走るトカゲ
産地:アメリカ
時代:白亜紀後期

●解説

 ドロマエロサウルス科の代表種で、狼ぐらいの大きさの小さな恐竜。群れで狩りを行っていたと考えられています。羽毛を持っていたとも考えられており、鳥類に近い仲間。腕を鳥類のように折りたたんでいたようです。

 ドロマエロサウルス科の恐竜の最大の武器は、足のツメ。親指は普段は地面から離れており、獲物を襲い掛かるときだけに振り下ろすようになっていました。また、尾は硬くなっており、曲げることは難しい構造でした。
(解説:馬藤永徳)

↑ PAGE TOP