オヴィラプトル


(写真:2009年「恐竜2009砂漠の奇跡」in幕張メッセ/撮影:裏辺金好)

●基本データ

分類: 獣脚亜目
学名: Oviraptor
学名の由来:卵泥棒
産地:中国 内モンゴル自治区
時代:白亜紀後期

●解説

 歯の無いくちばしを持つことで有名な、オヴィラプトル類の代表属。この口の特徴により、食性については雑食であるなど、様々な議論があり、一説には化石の近くにあった卵を食べていたのでは?とも言われていました。
 それが名前の由来にもなりましたが、後にその卵からはオヴィラプトルの胚が見つかり、オヴィラプトルは卵を守っていたことが解りました。鳥類のように自分の熱で卵を温めていたようです。
(解説:馬藤永徳)

↑ PAGE TOP