シンヘサウルス
(写真:2009年「恐竜2009砂漠の奇跡」in幕張メッセ/撮影:裏辺金好)
●基本データ
分類: 竜脚亜目学名: Xinghesaurus
学名の由来:興和(中国の地名)のトカゲ
産地:中国 内モンゴル自治区
時代:白亜紀後期
●解説
全長24mと、アジアのティタノサウルス類としては最大級。ティタノサウルス類は、尾椎の前が膨らんでいて、尾椎の後ろがお椀状なのが特徴で、こうして尾椎と尾椎がつながるときに、ちょうど「はまる」ようになっています。しかし、シンヘサウルスは、それらの形状が平らに近く、原始的なティタノサウルスでは?とも考えられています。ちなみに、だからと言って体の構造上、使いにくい部分がある、というわけではなさそうです。(解説:馬藤永徳)