ヒパクロサウルス
(写真:福井県恐竜博物館/撮影:裏辺金好)
●基本データ
分類: 鳥脚亜目学名: Hypacrosaurus
学名の由来:最高に近いトカゲ
産地:アメリカ モンタナ州
時代:白亜紀後期
●解説
半月形をした大きなトサカが特徴の草食恐竜。もっとも上写真の個体は、亜成体のため、トサカが未発達です。なお、このトサカはディスプレイのほかに、音を出した可能性があります。他の特徴として、脊椎の極突起が比較的長いため、背中にはヒレのようなものが形成されていたものと考えられます。さらに、この恐竜の卵や幼態の化石も発見されており、子育てをしていた恐竜であると考えられています。
(解説:馬藤永徳)
●復元モデル
(写真:福井県恐竜博物館/撮影:裏辺金好)