東寺〜京都府京都市南区〜
○解説
東寺の瓢箪池周辺には数多くの桜が植えられ、中でもひと際目立つのが「不二桜」と命名された「八重紅枝垂れ桜」。元々は岩手県盛岡市の旧家で育てられ、秋田県を経て三重県鈴鹿市の鵜飼農園を経て、2006(平成18)年に弘法大師入唐求法の旅より帰朝されて1200年記念として、東寺信徒総代から寄贈されて、この場所に植えられたものです。樹齢は何と120年!五重塔との組み合わせは格別で、開花時期にはライトアップされています。
(撮影・解説:裏辺金好)