岐阜県の旧街道と宿場町名など


○解説

 江戸時代は岐阜城の少し南、中山道の要所に造られた加納城を本拠とした加納藩が置かれたため、「加納」の文字が目に付くのが、この地図最大の特徴。何故か加納の南に「ぎふ」と描かれておりますが・・・。大垣はもちろん、現在の大垣市。

 東に目を転じて、高富は2003年の合併で郡名より山県市となった旧高富町。続いて「せき」と描かれているのは、現在の岐阜県関市。八幡藩は別名を郡名より郡上(ぐじょう)藩といい、城は郡上八幡城として親しまれています。平成の大合併では、郡上郡全体で合併したため、郡上市となり、旧八幡地域は郡上市八幡町となっています。

 その隣の金山は1656年に兼山と改められた地名で、平成の大合併で可児市兼山となる前は兼山町でした。苗木は現在の中津川市苗木。高山はもちろん、現在の高山市の中心部で古い町並みと美味しい酒でお馴染みの日本を代表する観光名所です。

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