昭和25年 都電案内図
○解説
このページでは、昭和25年5月1日現在の東京都交通局 電車案内図について、当時のものをスキャニングした上でご紹介しています。拡大図については、上図をクリックしていただき開いていただくとして、右側が北(王子方面)、左側が南(品川方面)という図面。当時の都電は、まさに山手線周辺を縦横無尽に張り巡らされていたことが分かりますね。
(撮影&解説:裏辺金好)
○解説
東京駅周辺
丸の内側には東京駅乗車口、東京駅降車口、さらに都庁前という停留所も(※当時の都庁は、東京国際フォーラムがある場所に立地していました)。
新宿駅周辺
池袋駅周辺
現在の都電荒川線が近くを通っていますが、池袋駅にも都電は乗り入れていました。ところで、池袋駅に乗り入れる私鉄の名前に「武蔵野線」の名前が。西武池袋線の前身である、武蔵野線のことです。1952(昭和27)年3月25日に池袋線に改称されました。
渋谷駅周辺
品川駅周辺
錦糸町駅周辺
都電密集地帯である、現在のJR総武線の錦糸町駅周辺。都電の停留所名は「錦糸掘」。現在もバス停の名称として使われています。
上野駅・浅草駅周辺