裏辺研究所
>
ガンダムってこんな感じ
> 機動戦士ガンダム0080
U.C.0080 機動戦士ガンダム0080
ポケットの中の戦争
●見所 Highlight
さて、本作品の見所は先程述べたとおり設定にあると思います。
・ごく普通の少年の目から見た戦争であること。ちなみに機動戦士ガンダムの場合は、異常な実力を持った少年が当事者の一人でした。
・一方、少年の目から見た・・・と言っても、戦争自体は大きなものではないですからね。あくまで特殊工作部隊の侵入です。それだけに、最初の方なんかは、ほのぼのしています。ところが、後半の急展開に、さらに登場人物の大半が戦死するという恐るべきストーリー。他の作品より、一層戦争の無慈悲さが伝わってきます。地味な作品ですが、それだけにグッとくるものがあり、お勧めです。
・その少年アルは、戦争という非日常を、ともすれば楽しい物と考えていました。MSや軍のバッジが大好きな少年です。ところが、実際に戦争が起こると今まで側(そば) にいた人たちがどんどん死んでいきます。そして、アルは泣く事になります。ガンダムというのは、戦闘シーンでMSが闘うことによって人気が高い作品でもありますから、このメッセージは、そうしたMSオタク的なファンへの痛烈な一撃なのかもしれません。
・また、この作品のキャラクターデザインは、マクロスで有名な美樹本晴彦氏。
・ど〜でもいいことですが、この作品に登場するクリスは、若き日の(?)林原めぐみが声を担当しています。
・また、それまで連邦軍の量産型MSは、ガンダム本編ではジムぐらいしか登場していませんでしたが、この作品でジムコマンドやジムスナイパーUといった変わり種が登場し、物語に華を添えています。が、モビルスーツが格好いい!なんて喜んでいられるような作品ではありません・・・。
●登場人物&声優 Characters & voice actor
アル:浪川大輔 バーニイ:辻谷耕史 クリス:林原めぐみ シュタイナー:秋元羊介
ガルシア:島田敏 ミーシヤ:島香裕 アンデイ:星野充昭 ほか
●関連書籍・CD/DVD(アマゾン書店より購入可)
機動戦士ガンダム 0080
ポケットの中の戦争 vol.1
監督: 高山文彦
価格: ¥6,300(税込)
機動戦士ガンダム 0080
ポケットの中の戦争
Sound Sketch 1
かしぶち哲郎(作・編曲)
価格: ¥1,937 (税込)
OFF: ¥102 (5%)
機動戦士ガンダム 0080
ポケットの中の戦争 vol.2
監督: 高山文彦
価格: ¥6,300(税込)
機動戦士ガンダム 0080
ポケットの中の戦争
Sound Sketch 2
かしぶち哲郎(作・編曲)
価格: ¥1,937 (税込)
OFF: ¥102 (5%)
機動戦士ガンダム 0080
ポケットの中の戦争
結城 恭介 (著) 角川スニーカー文庫
価格: ¥520 (税込)
MS回顧録
機動戦士ガンダム Dセレクション
メディアワークス
価格: ¥2,625 (税込)
『B‐CLUB』誌上で連載されていた「MS回顧録」に加え、描き下ろしイラスト、CGを多数収録。宇宙世紀を駆け抜け、名機と謳われたモビルスーツを多角的に掲載。
(→次のページ 機動戦士ガンダム 若き彗星の肖像)
△このページの一番上へ
→トップページへ戻る
→裏辺研究所トップページへ