作品データ DATA |
PS2用ゲーム 2002年
漫画 夏目雅人 角川書店よりコミックが発売中 全2巻。
小説 林譲治 角川スニーカー文庫にて発売中。全2巻。
キャラクターデザイン 川元利浩(連邦軍側) 逢坂浩司(ジオン軍側)
(左:ゲームパッケージより)
連邦軍全ての兵に この血の代価を払わせてやる! |
ゲームの方にはストーリー性がないので、漫画版を参考にします。
今回も一年戦争が舞台で、連邦軍の特殊部隊とジオン軍の外人部隊による話。双方の隊長であるマット中尉、ケン中尉は互いに部下たちを生き残らせることを最優先にしながら、数多くの任務をこなし戦い抜く。
両者は連邦軍陸上戦艦ビックトレー防衛戦で対戦。この戦いは、ケンの勝利に終わりマット達は敗北。そしてマットは、ジオンノジャブロー攻略戦で、自らの甘い判断で部下の1人ラリーを失い、ケンはオデッサ東方カザフ台地で、連邦軍によって部下のユウキ伍長を失う。
そしてケンは、部下のうち14歳のMS整備の女の子メイを逃がすべく、宇宙への連絡船HLVを準備。そこに、マット率いる部隊が攻撃をかける。そしてメイの乗ったHLVが発射されたとき、マットの部下アニッシュは、ラリーへの敵討ちの思いで、打ち落とそうとするが、マットに止められこれを断念。ケンも、HLV発射を見届けると、マット達と闘うのをやめ、その場を離脱する。
時は流れ、一年戦争も終盤を迎えた頃、マットとケンは再び戦場で相まみえる。
そして、互いのサーベルが互いを貫こうとしたその瞬間、一年戦争終結の宣言が出されたのだった。
二人は、サーベルを納め、「人として」互いに名前を名乗り、自己紹介をしたのだった。
●メモ |
ゲームに登場する声優さんが可愛い!!・・・と、私が思うのではなくて角川・バンダイ側が考えているらしく、歌を歌わせたり、角川書店の雑誌ガンダムエースにおいて、コスプレさせたり、パチンコさせたりと色々な企画に登場させています。また、ゲームの中でその女性キャラクターが色々と出てきて、半ば隊長に恋をしているような雰囲気まで醸しだし・・・。
ちなみに、ゲームでは隊長は「貴方」という設定らしく、マット中尉・ケン中尉共に出てきません。とにかく、女性が多く登場して、「隊長〜〜」なんてよく言う、異色のガンダムゲームになっています。また、デザイン面でもそれまでになく華やかで、凝っていて、それまでのガンダムゲームと一線を画しています。
ちなみに連邦軍側は、機動戦士ガンダム0083でガンダム開発計画の責任者として登場するジョン・コーウェン中将の部隊となっていて、当然彼も出てきます。0083ファンにはお勧め。
ゲーム解説になっちゃった。なお、漫画板は「機動戦士ガンダム 宇宙閃光の果てへ・・」に、一部登場人物が引き継がれています。このお話は、PS2用ゲーム「機動戦士ガンダムめぐりあい宇宙」の中に、簡略化されて登場しています。
●登場人物&声優 Characters & voice actor |
ラリー;岡崎雅紘 アニッシュ:白石稔 コーウェン:渡部猛 ノエル:那須めぐみ アニー:永山奈々 レーチェル:早川由佳子
ガースキー:須永泰行 ジェイク:金子亮太 ダグラス:内海賢二 ユウキ:浅野真澄 メイ:仁後真耶子 ジェーン:富岡由紀子
*マット、ケンには声優なし
●関連書籍・CD/DVD(アマゾン書店より購入可) |