エゥーゴ試作型MS 百式 MSN−100

所蔵&撮影:水澄風流&八十八舞太郎


○百式 基本データ

 エゥーゴが開発した試作型MS。アナハイム・エレクトロニクス社が「Z計画」の一環として設計したもので、当初は変形機構を取り入れるはずだった。しかし、それはZガンダムへ持ち越されることとなり、この百式は変形機能を持たない高性能MSとして設計。高出力兵器であるメガ・バズーカランチャーをオプション武装として装備し、クワトロ大尉の搭乗機としてグリプス戦争で高い戦果を上げた。
 最後はハマーン・カーンのキュベレイの攻撃によって大破するが、のちに回収されたのか造り直したのか、第1次ネオ・ジオン戦争期でもアーガマに配備。ビーチャ・オーレグなど、シャングリラの少年達が搭乗している。なお、機体番号の由来は、開発主任であるM.ナガノ博士の主張による(*ナガノ博士・・・原型デザインを担当した永野護に由来)。
 


 主な登場作品:機動戦士Zガンダム、機動戦士ガンダムZZ
 裏辺所長より:のちにガンダムSEEDデスティニーで、見事にコンセプトが盗用された金色に輝くMS。元々はガンダムMK−U用に永野護氏が考案したデザインでしたが採用は見送られ、百式として藤田一己氏が仕上げたものです。今回は、HGUCで発売された百式を紹介しますが、初期製品と、のちにメガ・バズーカランチャー付きで発売されたもの2種類を掲載しています。

▼百式 ギャラリー
ライフル&サーベル構え
 成金MS(違)。上で紹介している、以前発売されたHGUCのものとは、成型色が違います。物自体は初期に発売されたものの色違いなため、可動域は狭いです。
メガ・バズーカランチャー
 メガバズーカランチャーはグリップのおかげで保持力は良好。ランチャーの砲身には伸縮機構があり、縮ませて巡航形態にすることも可能です。
武装をコンパクト・・・に?
 ランチャー巡航形態。それでもこれだけのサイズが。あとクレイ・バズーカは背中にマウントできます。
た〜す〜け〜て〜
 こちらは以前発売された百式。サイコガンダムに捕まり、今から振り回されるところです。きゃー!!


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