MS−09ドムは、ジオン軍が一年戦争時、陸戦用に開発した量産型MS(担当はツィマッド社)。脚部に熱核ジェットエンジンを搭載し、陸上でのホバー走行を実現。高速で移動しながら、強力なジャイアント・バズで攻撃する一撃必殺的な戦法を可能にした。なお、ガイア、マッシュ、オルテガら黒い三連星によるジェット・ストリームアタックによるガンダムへの攻撃は特に有名。
一方、MS−09(R)リック・ドムはドムを宇宙用に改良したMS。熱核ジェットエンジンを熱核ロケットブースターに換装するなど、宇宙戦に適応させている。ゲルググ登場が戦争末期になったこともあり、一年戦争後期の宇宙用の新型MSとして重宝された。
今回紹介するのは、HGUCの144分の1 ドム&リックドム。
(解説&撮影:八十八舞太郎)
機動戦士ガンダム
後に様々なバリエーション機を生み出した、ジオン公国の傑作機の一つドム。繋がりはありませんが、近年の「SEED
Destiny」でもデザインを流用し、「ドム・トルーパー」として登場していました。こちら、現代版らしくスタイリッシュになっていましたが、やはり本家本元のドムはゴッツムッチョでないと! 因みに宇宙戦用の「MS-09(R)リック・ドム」とコンパチ仕様です。
REAR (DOM)
珍しく後姿から撮っていますが、これは次のリック・ドムとの比較用。こちらが陸戦用の通常版ドムです。
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REAR (RICK
DOM)
そしてこちらが宇宙戦用のリック・ドム。スカートの長さとバックパックの形状が違います。男は背中で語るもんだ(笑)。
因みに本当は足裏も双方で仕様が違うのですが、面倒なので省略。
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ジャイアント・バズ発射!
武装は定番のジャイアント・バズと・・・(→)
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ヒート・サーベル構え
接近戦用のヒート・サーベル。なお、モノアイは可動式です。
あと胸に拡散ビーム砲があるんですが、出力が低いので牽制程度にしかならなかったとか。しかしそれを目くらましに有効活用していたのが、かの有名な「黒い三連星」の皆さん。
手に関しては定番の左右ゲンコツに、射撃武装保持用(右手のみ)と平手(左手のみ)が付属。格好良く見せる場合は、平手の使い方がキモ…かも。
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ビーム・バズーカ
で、このキットには「取り回しが悪すぎて幻となった」リック・ドム用ビーム・バズーカが付属しています。これがまた大きくて大物好きには垂涎モノ。
因みにこちらもザクTと同様に、汎用台座を用いてディスプレイすることが可能です。宇宙仕様のリック・ドム辺りは、宇宙戦をイメージして飾るのも一興。
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ザクTと並んで・・・
ザク&ドム。ジオンを支えた名機が揃い踏み。
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ザクTと並んで・・・(2)
互いに背中を預けて戦うことが出来る仲…なワケないか。
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これがドムなんです!!!
だからドムはゴッツムッチョでないと断じて認めないと、何回言わせるんだこのダラズが!!!!
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