地球連邦軍とアナハイム・エレクトロニクス社が極秘裏に進める「UC計画」の中核的なMS。通常は、まさに一角獣のような頭部の角が特徴的なユニコーンモードで運用されるが、リミッターを外すと驚異的な性能を発揮するデストロイモードに移行。御なじみのガンダム顔が登場するが、それだけでなく装甲から全身に組み込まれたサイコフレームが姿を現し発光するのが外観の特徴である。これによって操縦者の思考が機体全般に駆け巡る形で操縦することが出来るが、サイコミュが多大な負担を操縦者にかけることもあり、5分程度が稼働時間の限界である。
機動戦士ガンダム
「逆襲のシャア」から少し後の時代、U.C.0096が主な舞台の福井晴敏氏の小説「機動戦士ガンダムユニコーン」。その主人公機ユニコーンガンダムがマスターグレード化。端から立体化することは前提とせずにデザインされた機体で、それゆえに「変身する」というとんでもない仕組みがあったり。
その奇抜なデザインは人を選ぶでしょうが、キットに仕組まれた変形の機構にはただただ感心するばかり。上写真はユニコーンモードを正面から撮影。その名の通り巨大な一本角が特徴。殺人的なデカールを貼っていないので、機体のシンプルさが一段と目立ちます。
全身はほぼ白一色だし、外観からは特殊な装置なども見当たらず、本当に普通のMS。