ザクU改(ジオン公国軍量産型MS)
     MS-06FZ
●この機体について
 一年戦争後期の統合整備計画により開発された後期生産型のザク。従来のザクと比べて機体各所のアポジモーターとスラスターの大型化が行われ、総推力は従来比70%増になっている。ただし推進剤は従来と同程度の装備のため、最大推力での使用時間は半分程度に落ちている。また武装についても実弾兵器のみではあるが専用マシンガンにはグレネイドランチャーが装備可能になっているほか、ハンドグレネイドを装備しているなど大幅な強化がなされている。
(解説:裏辺金好)

●主な登場作品

 機動戦士ガンダム0080

●八十八所員より

 HGUCのザクU改。「ポケットの中の戦争」などに登場した、一年戦争後期に生産されたザク。これがあのザクなのか?と疑いたくなるほどのスタイルの良さ。右腰の赤い物体はハンドグレネード。
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こちらは頭部形状の異なるBタイプ仕様。頭は完全別パーツで差し替えができます。
 武器はグレネード付きマシンガンとヒートホークのみ。手のパーツも少なく非常にシンプルな仕様。手のパーツはもっとあった方が良かったかも。肩の引き出し構造や股関節などは、マスターグレードで用いられた技術をダウンサイズしたもの。この辺の技術の流用がガンプラの強み。
 事実、一昔前のマスターグレードよりもはるかに可動域は広いですからね。

 VSガンダム(GP01Fb)。相手は違いますが。原作では様々なトラップを駆使し、新型のガンダム「アレックス」を相討ちとはいえ大破させるという戦果を残した偉大な機体。
 しかし残念なことにパイロットのバーナード・ワイズマン伍長は機関部に直撃を受け殉職。合掌。


で、せっかくあのガンダムを撃破した機体なんだから、もっと強いヤツに会いに行く…ってお前でけぇよ!!