ジンクス(国連軍量産型MS)
     GNX-603T
●この機体について
 ソレスタルビーイングの監視者の一人であったアレハンドロ・コーナーが極秘に開発したMS。擬似太陽炉を搭載しており、今までのMSをはるかに凌ぐ性能を有する。ソーマ・ピーリス、パトリック・コーラサワーなど各軍のエースパイロットが搭乗した。
 30機が生産され、ユニオン、人類革新連盟、AEUにそれぞれ10機ずつ引き渡された後、国連軍所有の機体としてソレスタルビーイングに執拗なまでの攻撃を仕掛けた。
 自軍以外のMSの操縦に不慣れなことを想定し、頭部にサブコントロールシステムが搭載されている。これは機体の基本操作をサポートすると共に、操縦系統のカスタマイズも可能。そのため訓練期間の少ない中、パイロットの質の高さと機体数の多さもあり初戦からガンダムと互角以上に渡り合った。
(解説:ロクマルサン)

●主な登場作品

 機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)

●ロクマルサン氏より

 フェイスに眼が4つと、あの「真っ赤な汎用人型決戦兵器」を連想した人は私だけではないはず。
 でも形態的には「ウナギみたいな白いアイツら」なんですよね。ティエレンやフラッグでもそうでしたが、ダブルオーのMSはどれも新しいスタイルで好感をもてます。ジンクスでも強烈な印象を感じました。ここ最近では大ヒット。なのでプラモ化が決まったときはとてもうれしかったです。

▼ギャラリー

フェイスのアップ。なかなか秀逸なデザインだと思います。あごが長い!
頭部バルカン砲の銃弾はなんとビーム。なんて贅沢な仕様なんだ!


GNビームライフル
ジンクスの標準武装。前腕にマウントするので保持性は非常に高いです。


GNロングバレルビームライフル
 ライフルの先端に取り付ける長距離射撃用のオプション装備。意外にも攻撃力は変わらないのだそうです。

「ガンダム覚悟っ!」
 量産型MSがあのガンダムを追い詰めて最後にはやっつける。こんなシーンはハラハラして面白いです。