ハイペリオンガンダム(地球連合軍試作型MS)
     CAT1-X1/3
●この機体について
 地球連合軍の一組織、ユーラシア連邦が独自に開発した機体。パイロットはカナード・パルス。地球連合内において、その支配権が強いのはガンダム、ダガーシリーズといったモビルスーツを開発・実践投入している大西洋連邦だった。プラントとの戦争が終結し、連合内での発言力を維持していくとすれば、次の敵は大西洋連邦ということになる。それに対抗するためには強力なモビルスーツの保有が必要不可欠なのだが、大西洋連邦はモビルスーツの技術を独占していた。

 そこで、ザフト・大西洋連邦の技術をベースにユーラシア連邦独自の技術を加えて本機を完成させた。

 しかし、政治情勢の変化で大西洋連邦のダガーシリーズを供与してもらうことが決定されたため、ハイペリオンは3機が製造されたのみで凍結されてしまった。
(解説:ロクマルサン)

●主な登場作品

 機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY

●ロクマルサン氏より

 まず最初に、写真のハイペリオンは製作者の趣味によって塗り替えられています。制式カラーはこちら
 http://www.gundam-seed.net/astray/mechanism/index.html
 です。やたらとごちゃごちゃしていてビーム兵器の大売出し的なSEEDシリーズのガンダムの中では比較的軽装でデザインもシンプルなので割りとお気に入りのガンダムです。

 こいつに核エンジンがあったら間違いなくものすごくチートな性能を持つモビルスーツになるでしょうな。


▼ギャラリー

ビームサブマシンガン
 ガンダムタイプにしては珍しいマシンガン。バレルとセンサーの間に隠し武装としてビームナイフがある。

ビームキャノン
ハイペリオンの大型ビーム兵器。エネルギー節約のためにパワーカートリッジ方式を採用している。


アルミューレ・リュミエール
「装甲した光」の意味を持つ、機体各所の発信器を展開させ全体をビームシールドで囲む光波防御帯。
モノフェーズ特性があり、外側からの攻撃は防ぐが、内側からの攻撃は可能となっている。まさにチート。

アルミューレ・リュミエール その2
ただし、エネルギーを大量に消費するため5分の使用が限界。
ヴィクトリーガンダムよろしく腕だけに展開することもできる。