グフ(ジオン公国軍量産型MS)
     MS-07B
●この機体について
 ジオン軍の陸戦用MS。陸戦型ザクのデータを基に機体の軽量化や装甲の強化、連邦MSとの白兵戦を想定し固定武装の追加を施した。また、サブフライトシステム「ド・ダイYS」との連携のための頭部ブレードアンテナを標準装備する。

 対MS戦を想定した本機は高性能であったが、固定武装による汎用性の低下は否めず一般パイロットには不評であったようで、後に開発されたドムに主力の座を譲っている。それでも、熟練パイロットたちの独特な武装を用いた巧みな操縦技術で高い戦果を上げている。

 劇中では、それまでザクしか登場しなかったジオン軍MSとは外見が違う「新型MS」として登場。ガルマ・ザビの仇討ちの命を受けたランバ・ラルが搭乗しアムロの乗るガンダムをはじめホワイトベースを苦しめた。その後も、量産型MSとして複数機登場している。
(解説:ロクマルサン)

●主な登場作品

 機動戦士ガンダム

●ロクマルサン様より

 HGUCのグフ。名高いパイロットが搭乗し散っていった漢の機体!ヒートロッドとフィンガーバルカンの銃弾なんてどこに入っているの?なんて突っ込みはしちゃだめなんです、きっと。
 さあ、みなさんも一緒に
「ザクとは違うのだよ、ザクとはぁっ!!」
▼ギャラリー

ヒートロッド
敵に絡みつかせてビリビリさせたり装甲を溶断させたりする、いわゆる電磁ムチ。


5連装75mmマシンガン
左腕の空いたスペースを使った固定武装。マニピュレーターとしてはほとんど機能しない。


ザクマシンガン
 バレル下にグレネードランチャーがついたタイプのマシンガン。これが中々よいもので、ザクとの互換性もありディテールも秀逸。さらにマガジンがザクのそれと違い、裏側がしっかりと蓋をされている!


ヒートサーベル
 劇中ではビームサーベルのような演出をされ、本来ならビームサーベルとなるはずだったが、設定の食い違いでビームサーベルのようだけどビームサーベルではないということに。現在では、剣は記憶形状セラミック粒子で出来ていて使用時に粒子が展開するという設定になっている。