背面
…えーと…どの作品の方ですか?と言わんばかりの妙ちくりんな機体。絶対登場する作品を間違っているデザイン。多分ボ○ムズとかアー○ード・コ○とか、その辺の作品にこっそり紛れててもあんまり違和感がないかと。
スタイル的には典型的「ヤラレ役」機。これ以外にどう例えろと。でも善戦したりするんだよなぁ…。
武装
…肩に低反動キャノンを2門搭載。それ以外にも大型マシンキャノンが付いています。
また手は一般的なマニピュレーターではなくミサイルポッドになっていて、差し替えで展開が可能。
…作業用ならば普通の手の形の方が良さそうな気がするのですが…
武装2
差し替えでビーム・バーナーのアームを装備可能。どう見ても溶接用にしか見えないこの装備、武装と言って良いのか…?
また、肩パーツを小型マシンガン、投光器と差し換えることが可能(残念ながら投光器は左肩限定)。この作業用機スタイルのためますますヤラレ役臭が…。
変形
…特殊部隊用ということで、このサイズでありながらタンク状態に変形するという離れ業を見せるロト。
キットでも差し替え一切なしという脅威の変形を見せてくれます。さすがサナリィ、というかバンダイ。コレ、設定全高が12m(因みにユニコーンガンダムが約20m、先述のクシャトリヤが22m)、
キットに至っては8cm程度の大きさしかないんですよ…どれだけ変形に拘るのですかバンダイ。
変形
因みに当時の一大企業だったアナハイムすら成し得なかった「小型サイズ且つ可変機」のニーズをバッチリ満たしてくれたことで、サナリィは一躍スター企業にのし上がってくるのですが、それはまたこのあとの話。
余剰パーツ?
本キットは余剰パーツが異常に多く、それらを利用すればなんと同じ機体がもう一つ作れてしまいます。
…なんてことはなく、実はこのキット、小さいということもあってか同じ物が二つ入っています。これは「たくさん集めてどんどんヤラレさせちゃってね♪」というメーカーの意図なんでしょうか。嗚呼、公認ヤラレ役…。や、原作ではそんなことはないですよ?あくまでも見た目からきた個人の勝手なイメージですから、念の為。
比較
時代の近いνと並べてみました。これ、同じ縮尺(1/144)なんです。νの脚よりも更に小さいんです。もう一度言いますが、同じ縮尺なんです。人間で例えるならば、大人と幼児くらいの差。しつこく言いますが、同じ縮尺なんです。
そのサイズのため、本キットはポリキャップなしの仕様になっています。あまり動かしすぎると摩耗で関節が弱くなることと、全体にパーツ同士のテンションが高めで、力の加え方次第で簡単に破損する点には要注意。
遊んでみた
「そーれ高い高いー」
「キャッキャッ」
「パパーあたちもー」
…スミマセン。
本業
…ということで本業に戻ります。ある時はバーナーを用いて機体の整備。便利な腕です。
一家に一台のこの便利さ、レイヴンズネストも大満足。
(コトブキヤより「ナインボール=セラフ」。別シリーズ機と混ぜても違和感薄いとは…ロト恐るべし)
本業2
ある時は俺がガンダムの人に「世界の歪み」と言われて追っかけまわされ…
(SHCM Proより「ガンダムエクシア」。これも同じ縮尺比。因みにエクシアは約18m。
ですが、GNソードがロトよりも大きいんです。もらったら真っ二つどころじゃねぇ…)
本業3
ある時は二人羽織の人にお星様にされそうになったり…
(コトブキヤ「1/144 ヒュケバインボクサー」。現在は絶版の結構レアなキット。
縮尺は同じですが、掌だけで胴とほぼ同じサイズ。殴られたらお星様どころじゃねぇ…)
本業4
…ある時は世紀末救世主の兄に秘孔的なものを突かれたり…
(リボルテック「トキ」。悪乗りでツイ。反省はしている)
先生依頼
ということで我らが先生に護衛をしてもらいましょう。
(マスターグレード「クロスボーンガンダムX1フルクロス」。ところで先生も結構小さかった気がするのですが…
決して「カツアゲで金を脅し取っている図」ではありません、念の為)