第5回 私とドラゴンクエストW
木曜日をオフに設定している私は、発売日に購入し、懐かしさと共に楽しんでいたわけですが、やはり当時とは自分の感じ方も変わっていました。新システムの追加もありますが、FC版よりも楽しくプレイできたと思います。
この2人の、まるで同じコインの裏表、あるいは鏡に映ったお互いのような対比は、幼い頃の私にも染み入るものがありました。 この点は皆様にも納得していただけると思います。 しかしこの2人にさらに対比した存在に皆様はお気づきでしょうか?そう、城の一神官でありながら身の程知らずにも王女アリーナに恋をしてしまったクリフトです。おてんばで自分の想いにも気づいてもらえず(実は気付いてるのかも)、守ってあげたいと思っても実際には彼女の方が強く、自分の方が守られて、それでも守ってあげたくて…(←多分に自分の思い込みが入っていますが…)。 一見滑稽にも見える彼は、実は先に挙げた2人のさらに対比、即ちDQWの「救い」のような気がします(エンディングでのシンシア復活が最大の「救い」ですが…)。結局どうなったのでしょうね、あの2人は。知りたいような知りたくないような…。 もう一組「悲恋」の例を挙げるとすればマーニャとオーリンでしょうか?錬金術師の師匠を守れずおめおめと自分だけ生き残ってしまったことに対する、その師匠の娘たちにに向かう罪悪感。そのオーリンを密かに想いながらそれを打ち明けることが彼にとってどんなに痛い事かわかってしまうだけに何も言えないその娘。仇を討ちながらもその彼は娘たちのために命を落とします。と、思いきや実は生きていた彼はしっかり町娘とくっついていたのでした(←すいません。さらに思い込み入ってます)。 さらにもう一組挙げるとすればトルネコとネネもいましたね。彼らは完全な「救い」です。って〜か、結婚して子供までいて自分の店もってガンガン大儲けして幸せ絶好調のくせに、つまらん夢のために家族を捨てて旅に出るトルネコはアホですな、僕に言わせれば。いいからお前は静かに武器屋やってろっての!PS版はともかくFC版じゃあ何の役にも立ちゃしねぇ!(せめて「盗む」コマンドがあったりすれば…。盗るネコだけに…)おっと失礼、取り乱してしまいましたね。 とにかく彼はキングレオ戦以後、馬車から出ることはありませんでした(あ、牢屋には入ったか)。そんなことを防ぐためにパーティを2つに分けるイベントなんかがあればもっと良かったと思うのですが…。(所長談:スーパーロボット対戦じゃあるまいし・・・。ああ、でもFFではあったな、そのパターン)
「1、おてんば少女(妹)を、2、聡明な青年(兄)が、3、守ろうとするけど、4、手に負えなくて、5、だから努力して…(5´、本気を出すとメチャ強くて)」 というシチュエーションにあこがれているようで…(どっちかというと自分は5´の方になりたい…)。 クリフトは5つとも満たしてますね(笑。ちなみにある小説では2人は乳兄妹だったという設定もありました。その小説中でクリフトはアリーナに夜這いをかけたり(!)します。押さえ込むところまでは行ったのにブライに後ろから撃たれ失敗。おお、5´も満たしている(再笑))。 同じ理由から2以外をほぼ満たしている「魔装機神」のザシュフォード=ザン=ヴァルハレビア(ザッシュ)もかなり好きです(けれどリューネにはあまり萌えないので、クリフトよりランクは下です。アリーナにはかなり萌えます)。 そんなわけでクリフト、ザッシュ共にかなり鍛えた思い出があります。クリフトに対するはぐれメタル装備は当たり前。種、木の実などのドーピングアイテムは全てクリフトに使用。決してアリーナをクリフトの前には出しませんでした(しかしクリフトとアリーナが×××な絵は意外なほど少ないですね、イロイロ探してみましたが(爆)。あったら連絡キボーン。って〜か誰か描いて)。(所長注:裏辺研究所放送禁止用語を削除しておきました。氷川准将、ご了承ください) それはさておき、DQWのテーマは「悲恋」だといいましたが、PS版ではさらに「救われ」ています。詳しいことはネタバレになるので言えませんが(って〜か、もうみんな知ってるだろ)、より「ハッピーエンド推進委員会副会長」である私の好む展開になります。色々意見もおありでしょうが、かなり良かったと思いますよ、PS版DQW。 |