EF58形特集
先行台車(デッキ)を取り付けた旧型の国鉄電気機関車の最後を飾るのが、旅客用はEF58、貨物用がEF15の兄弟機です。それぞれ、175両(EF18を含む)、202両(EF16を含む)の大所帯であり、戦後復興から高度成長期の日本の屋台骨を鉄道輸送面から支えたといっても過言ではありません。
ここで紹介するEF58の詳細は、色々な方々が詳しくウェブ上で公開されていらっしゃいますのでそちらにお譲りするとして、姫路在住の私には、小学生の頃はEF65に混ざって関西発着のブルートレイン牽引機として、その後に同機が東京発着専用となった後は、関西専用機としての活躍が鮮明な記憶として心に残っています。
しかし悲しい哉、撮影できるようになってもカメラの性能が早朝の列車には対応不可能で、被写体ブレや手ブレのオンパレード!悔やんでも悔やみきれない、思い出すと今でも"業(ごう)が沸く"、姫路弁で『腹が立つ』の意なんですが、そんな臍を咬む思いがします。
さて、気を取り直して、ここでは1978年から1986年にかけて撮影した急行旅客機の傑作機であるEF58を製造番号順に紹介したいと思います。尚、他のコーナーとの重複は基本的に避けております。また、配属表記は撮影時のものです。
(執筆:平成23年10月29日〜11月17日)
○細かい差異が豊富なEF58形!機体別にご紹介しておりますので、写真をクリックしてください。 |