○1982年2月7日〜11日 受験ついでの九州行 どっちが本来用務なんだ!
▼5日目(2月11日)
長かった九州旅行も遂に最終日です。何故、「日南3号」に乗ったのか?その目的は一つ!「妻駅」の入場券を買うためでした。後に妻となる彼女にそれを渡したいがためだけで行ったのです。ついでに同級生の写真部部長にも買うことにしていました。彼も後に彼女と結婚するのでした(笑)その意味では効果抜群ということか???(後の夫婦生活の成否は考慮に入れてませんので念のため・・・(爆))
これが実物です。右側の入妻の文字に御利益が!
妻駅では駅員さんに一声掛けて切符売り場に全速ダッシュ!
ちゃんと心得て居られたようで戻るまで待って頂けました(謝)
「日南3号」は5時43分宮崎着。1時間余待って妻線始発に乗れば終着には7時44分着
1982.02.11 キハ20-508 所属不明 622D/妻線杉安駅
妻線を駆け足で往復後、宮崎駅に戻ってきました
留置線にED76の最終ロットを先頭に、客車列車が待機中。まだ美しい車体です
1982.02.11 ED76-1023 鹿/日豊本線宮崎駅
この外、色々と撮影していたのですが、帰宅後の現像に失敗してまして、とても閲覧できる代物ではありません。残念ですが、疲れが抜けないままに7本分を一気に現像しようとした自分が悪いのです(涙)
さて、3024Mにちりん14号で宮崎駅を発ち、中津駅で降り、
普通電車に乗り換えて撮影場所を探しながら、最終的に降り立ったのがここ。
415系を広角レンズで捉えてみました
1982.02.11 クハ411-203 所属不明 543M/日豊本線豊前松江−宇島間
フレートライナーもやってきます。写真奥手が豊前松江駅です
1982.02.11 ED76-84 大 列番不明/日豊本線豊前松江−宇島間
まだ新製415系が非常に美しい頃です
1982.02.11 クハ411 車番等不明 552M/日豊本線豊前松江−宇島間
日豊本線では485系の車両数の関係で急行電車が残されました
1982.02.11 クモハ475-3 所属不明 3516M ゆのか6号/日豊本線豊前松江−宇島間
日豊本線のクィーン「にちりん」
1982.02.11 (上)クハ481-238(下)230 門ミフ 3029M にちりん19号/日豊本線豊前松江−宇島間
重量感たっぷりに重連の貨物列車がやってきました
1982.02.11 ED76-60+80 大 列番不明/日豊本線豊前松江−宇島間
線路端から防波堤に移って「にちりん」を狙いました
1982.02.11 クハ481-243 門ミフ 3028M にちりん18号/日豊本線豊前松江−宇島間
現像ムラが気になりますが、名門急行「日南」です
1982.02.11 クモハ475-11 所属不明 5504M 日南4号/日豊本線豊前松江−宇島間
豊前松江での撮影を終え、小倉方面へと向かいましたが、小倉駅の手前の西小倉駅に留置線に衝撃的な光景が移りました。何と九州の輸送を、鉄道の発展を支えてきた機関車群が運用を外れて放置されているではありませんか!思わず電車を降りてしまいました。
1982.02.11 ED72-14 門/日豊本線西小倉駅
1982.02.11 ED73-1018 門/日豊本線西小倉駅
1982.02.11 ED73-1019 門/日豊本線西小倉駅
1982.02.11 ED72-22 門/日豊本線西小倉駅
1982.02.11 DD51-40 門/日豊本線西小倉駅
1982.02.11 ED73-1015 門/日豊本線西小倉駅
1982.02.11 ED72-14 門/日豊本線西小倉駅
撮影できる車両は撮影し、西小倉駅へと戻りました。
夕闇迫る西小倉駅で、これが最後の撮影列車になりました
1982.02.11 (上)キハ45-21(下)キハ67-14 所属不明 745D/日豊本線西小倉駅
小倉からの経路も記憶が定かでありませんが、熊本駅からは「なは」の車内の人となりました。
今回、2月11日で九州を離れることとしましたが、本来であればというか、個人的希望では、ワイド周遊券の有効期間を目一杯活用して、九州の国鉄路線を完乗することを目論んでいました。なんで帰ることとしたのかと云えば、実は2月13日が高校の指定登校日に当たっていて、それだけならば無視するんですが、後の妻が「帰って来て!会いたいやん!」と強硬に主張したために当方が折れて妥協したのが真相です。
後年、これが祟って九州南部の多くの国鉄ローカル線が未乗のまま廃線の憂き目になってしまったのです。高千穂線、志布志線、大隅線、山野線、宮之城線。返すがえすも初志は貫徹すべきであったと、ここでも後悔せずには居れません。また、取り敢えず乗ったものの、夜間の乗車で車窓を見られなかった路線も多くありました。この点、無理した行程であったと悔やまれます。
ところで、切符を見て頂ければわかりますが、姫路に戻るべきところ行き先は「倉敷」となっています。実は、この旅には続きがあるんです。これについては別項目で紹介したいと思いますんでお愉しみに・・・