2012年6月29日〜7月5日:懐かしの急行列車でめぐる北海道一周号の旅など
〇6〜7日目(7月4〜5日) ★★ その3
さて、函館駅からの旅は続きます。ホームに戻ると「スーパー白鳥」が到着していました
クロハ789-101 函ハコ 4019M スーパー白鳥19号/函館本線函館駅
折り返し運用と思いましたが違いました
クロハ789-102 函ハコ 4040M スーパー白鳥40号/函館本線函館駅
熊さんともお別れか・・・
DF200-107 鷲/五稜郭機関区
この日は函館山が綺麗に見えました/江差線矢不来信号場−茂辺地間
ほんまに要るか?新幹線!/津軽海峡線中小国−津軽今別間
ロングシート2連では風情が感じられない・・・
青い森700-2 506M 快速/青い森鉄道青森駅
ついに新青森駅!なんか安っぽい感じがしましたね
クロハ789-102 函ハコ 4040M スーパー白鳥40号/奥羽本線新青森駅
国内鉄道最高の座席車へ初乗車です/東北新幹線新青森駅
E5系の並び。これも既に日常化したんですね
(左)514-12 3029B はやて29号(右)514-2 6B はやぶさ6号/東北新幹線新青森駅
アテンダントさんは写真に写っては駄目なんだそうです!(愕)
514-2 6B はやぶさ6号/東北新幹線新青森駅
一応、乗車証明になるものということで・・・(笑)
座席と車内サービス+駅弁です
もっと乗っていたい、出来れば永遠に旅を続けたい・・・
想いは現実の前に敢え無く終えました
514-2 6B はやぶさ6号/東北新幹線東京駅
折角なんで先頭車を
514-2 6B はやぶさ6号/東北新幹線東京駅
またまた苦言ですがお付き合いください。そもそもグランクラスへの乗車が自由ではありますが、「ある程度の"品格"を持った者しか乗ったらアカンやろ!」と云いたい。何というか、端的に云えば『紳士・淑女』しか似合いません!
約2名の無粋な客、一人は作業服にTシャツ姿で、ドリンク無料サービスをイイことに一度に3種類も、それも何度も何度も頼み倒すし、別のヤツは、20歳そこそこのガキが、ドリンクを酒中心に頼むうちにボルテージが上がってきて、注文時の声がデカく甲高くなり、挙句の果てにはあらゆるサービスを注文し、最悪なんは宇都宮を過ぎてから"アイマスク"を注文するなどやりたい放題!東京到着時にはベロベロで足下フラフラ!「ド阿呆が、酒の飲み方も知らんのやったらグランに乗るな!」と云ってやりたかった。流石にエエおじさんが怒鳴るのもなぁ〜。最も、そやつは東京駅ホームで座りこんでしまいましたがね(爆)
まあ、最初だけは両名を見てて「アホが」と笑えてましたが、エエ加減、業湧いたっちゅうやつですわ。そんなアホな輩でも毎回笑顔で接していたアテンダントさんにはプロやなぁ〜と感心させられましたという話です。
さて、旅の方ですが、東京駅からプレミアム・ドリーム3号に乗るべく、八重洲口へ足を進めました。
往路と同じ車両でした。座席は足下が広い2階席8A
744-0976/東京駅八重洲南口
いつも通り少し早着でした。この後は直接出勤しましたとさ
744-0976/三宮バスターミナル
帰宅後、2週間ほど経って、記念乗車証が送られてきました
それとは別にツアー参加者のうちのお一人が参加者全員にと記念乗車証明書を手作りされてを持参され配布されました。国鉄時代の硬券を下地模様も含めて模して作られており、非常に優れものです。本当に有難う御座いました。
〇6〜7日目(7月4〜5日) その3
上の写真は各車両に掲示されていた行先表示で、列車名も入った特製のものです。こんなところにもJR北海道さんの心遣いが見て取れます。さて、わたくしが今回のツアーに何故申し込んだのでしょう?単に鉄道趣味を満喫したかっただけではありません。
実は、わたくし昨年6月13日に高校の同級生であった妻に先立たれ、なんとか1年間、年頃の3人の子供たちとぶつかり合いながらもやってきたところです。そして、無事に1周忌も迎えるようとした頃のある日、このツアーの情報を目にした処です。内容を拝見すると、新婚旅行先である道南地方や家族旅行で訪れた道東地方が組み込まれたものでしたので、妻との懐かしい想い出に浸り、偲んでやるのもエエかもなとの思って申し込みました。
駒ケ岳の裾野に広がる草原、小沼湖畔、噴火湾岸沿いの国道、宿泊したニセコ、ニッカウヰスキーのある余市、寿司を喰い、鉄道博物館も行った小樽、ラーメンにビール工場それに木彫り工房の札幌、パッチワークの丘などの富良野、雨の中遠目にタンチョウヅルを見た釧路湿原、知床の入口である斜里岳、白鳥がいっぱいいた濤沸湖、網走湖畔のホテル、キツネ牧場の北見、かまくらで遊んだ上川、飛行機を降り立った旭川や千歳、支笏湖と樽前山、花火が綺麗で毛ガニを喰った洞爺湖温泉などなど、想い出の地は尽きません。
列車の中からではありましたが、そうした想い出の地を巡ることが出来たのは良かったと思っています。
記憶は一生消えることはないでしょう。そしてまた今回、新たな記憶が加わりました。いつかまた、あの世で妻に会えたなら、わたくしは今回の旅の話を止まることなく喋り続けることでしょう。その時、若い頃のようにニコニコしながら妻は聞いててくれるんでしょうか?