2006年〜2010年 想い出の餘部橋梁
▼2008(平成20)年5月6日(火)
いよいよ橋脚工事の櫓が建ちだした秋には、岡山区から借りた原色急行用気動車を使った臨時列車が運転されました。青いのを目障りと思うのは自由ですが、これも歴史の一コマです/キハ47-1106 福トカ 168D
長いクレーンの腕も写真上のアイテムです/キハ47-10 福トカ 167D
新しい橋脚を横に列車が橋を渡ります/キハ58-563 岡オカ 9161D あまるべマリン1号
引いて橋梁全体を・・・/キハ28-2329 岡オカ 9161D あまるべマリン1号
クレーンも佳い色してますねな/キハ28-2329 岡オカ 9161D あまるべマリン1号
▼2009(平成21)年6月14日(日)
前回訪問から一年余り、この間、姫新線に傾注してたこともあって餘部にはご無沙汰してましたけど、閑散期である6月に岡山区28・58を使った「あまるべマリン号」の運転される(別のポイントで撮影しました・・・)とのことやったんで訪問した次第です。工事の方はこの一年で随分と進捗しておりました。クレーンをバックに橋梁を渡ります/キハ47-1012 福トカ 164D
それにしても運行時期悪すぎ!天候がコロコロ変わり大変でした/キハ47-1133 福トカ 163D
感謝を表す看板と橋脚工事用クレーンが並んだ現場の状況
▼2010(平成22)年7月16日(金)
前回訪問から更に一年余り後、ついに最終日を迎えました。泣いても笑ってもこの日で橋梁を通過する列車の音は聞く事は出来なくなります。新旧橋梁の切替工事に1か月弱必要で、その間は全但バスさんによる代行輸送となりました。尚、この日が選ばれた理由は、主たる利用者の学生が夏休みに入りバス代行による影響が最小限に止まること、新橋開通をお盆の繁忙期に間に合わせるためでした。余部東港の防波堤から見た餘部橋梁。鉄橋とは今日でお別れ(再掲)
少し戻って海岸沿いの道からもう一枚
始発列車が橋梁を渡り最後の一日が始まりました/キハ47 車番不明 福トカ 160D(再掲)
次に何時もどおり181系気動車が渡ります/キハ181 車番不明 京キト 2D はまかぜ2号
朝靄の中を下り始発列車がやってきました/キハ47 車番不明 福トカ 162D
旧橋梁には解体用足場が組み上がってます/キハ47-5 福トカ 161D
新橋梁との比較がし易いカットです/キハ47 車番不明 福トカ 168D
こちらは海側にある展望台からのカット/キハ47 車番不明 福トカ 174D
9連だった最盛期は遠い過去の話。そして橋梁自体も過去帳入りです(再掲)
/キハ181 車番不明 京キト 4D はまかぜ4号
余部湾と餘部駅を一枚に入れてみました
通称"うるし"のポイントからの橋梁の俯瞰です
この一枚のために大阪からいらした方とご一緒させて頂きました
/キハ181 車番不明 京キト 3D はまかぜ3号
この後、天候が急変してとんでもない豪雨に見舞われました!
結局、最終の2本以外は運休となりました/キハ47 車番不明 福トカ 180D
最終の営業列車に合わせてライトアップされました(再掲)
/キハ181 車番不明 京キト 5D はまかぜ5号
上の写真にある181系気動車の豊岡への返却回送が最後の鉄橋通過列車となりました。しかし、わたくしはその時間まで待つことなく家路へと向かいました。なんと云っても頭のてっぺんから足の先まで全身ずぶ濡れで、5D通過後は一気に疲れが襲って来たものですから・・・。
結局、餘部訪問は13回に及びました。しかし、返す返すも一度は宿泊して冬の厳しい気候条件の下で撮影してみたかったと悔やまれてなりません。橋のたもとの宿にお世話になるのは翌月の11日。新橋開通式典の前日となりました。台風の通過で翌日の天気がどうなるのか気が気でなく、ずっと台風と前線の動きと予想の画面と睨めっこし続け、12日の朝も早くから目が覚めてしまいました。
元々、朝一番の列車を撮影する積もりで早朝から起きる予定ではありましたが、予定時間よりかなり早く目覚めたので、部下数人と雨上がりの現場を確認しようと外に出たましたが、次の瞬間、最終の安全確認のための試運転列車であるDE15が新橋梁を通過していきました。事前に知らされてなかったこともあり、その時にカメラを持ってなかったことが悔やまれてなりません(笑)