2006年〜2017年 関西の103系U(日根野区)

 数ある国鉄車両の中で日本の高度成長期を代表する車両は103系をおいて外にありません。20m、両開き4扉の角張った車体にオールロングシートの103系は、首都圏及び関西圏の二大都市圏を中心に乗車率250%超の「通勤地獄」に堪える乗客を黙々と運びました。路線別にカラフルに色分けされた外観とは異なり、与えられた役割は地味でしたけど、関西では平成の終盤まで最前線で生き永らえました。
 国鉄時代はガチャガチャと五月蠅いユニット窓から入ってくる隙間風に加え、右に左に、上に下にと激しい揺動に閉口したもんですが、経営体力に問題のあったJR西日本では、一部をリニューアルして見違えるほど快適な車へと変貌させました。
 しかし、表面は取り繕っても  隠し切れない老朽化にホームドア導入という大きなうねりの中で、JR西日本でも2016年から3扉車の323系を大阪環状線、225系を阪和線に投入し、103系の駆逐に乗り出しました。
こうした背景で何時ものお葬式に、201・5系の玉突き転出が予想される奈良区の103系も含めて出掛けたんですけど、色々あって全て中途半端でした。そんな103系を過去未掲載分も含めて所属別に纏めましたんでご覧下さい<(_ _)>
(使用機種:CANON EOS20D・60D 執筆:平成30年3月19日)

[ 2006(平成18)年5月2日(火) ]

この日は環状線をブラブラした後、ふと思い立って阪和線へと南下したのでした。

この色と高運転台は京浜東北線を彷彿させます
クハ103-837 474H/阪和線堺市−三国ヶ丘間

なにせ下調べもなく適当に降りて歩いた先。ありゃりゃ電柱被り!(汗)
クハ103-846 474H/阪和線堺市−三国ヶ丘間

フレーミングもええ加減で恥ずかしい出来(笑)
クハ103-850 453H/阪和線堺市−三国ヶ丘間

行き先表示は黒地か、白地か、どっちが見やすいんやろね
クハ103-843 453H/阪和線堺市−三国ヶ丘間

次は有名ポジション。2両目はサハ102のトップナンバーでした
クハ103-192 1247H/阪和線浅香駅

長く離れてる間にインフレナンバー車が出来てたんやね!
クモハ103-2504 1247H/阪和線浅香駅

こっちの正面窓やとホッとしまんな
クハ103-159 476H/阪和線浅香駅

大和川縁の菜の花にもホッとしまんな
クハ103-158 476H/阪和線浅香駅

雨樋高もこっちの方がホッとしまんな
クハ103-162 455H/阪和線浅香駅

しかし黒Hは・・・止めて欲かった・・・
クモハ103-2503 455H/阪和線浅香駅

鉄仮面も厳ついけど黒Hよりはマシ
クモハ103-127 469H/阪和線天王寺駅

この日はこれにて閉店(笑)
クハ103-45 469H/阪和線天王寺駅

[ 2010(平成22)年4月4日(日) ]

春麗ら。桜で超有名な駅へと向いました。

通過待ちでの一コマ
クハ103-265 532H/阪和線鳳駅

丸いベンチレーターに和みます(笑)
クハ103-260 532H/阪和線鳳駅

103系同士のすれ違いに焦ってミス(汗)
(左)クハ103 車番不明 1566H (右)クハ103-832 1527H/阪和線山中渓−紀伊間

内側が影になって重たい絵に・・・(涙)
クハ103-200 1539H/阪和線山中渓駅

もうちょっと多く撮っとけば良かった・・・
クハ103-163 1590H/阪和線山中渓駅


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