そして展示訓練の第2幕、救助訓練展示が始まります。
「らいざん」に要救助者が居る設定で「おおほり」がロープを渡します。
「おおほり」に要救助者が引き上げられていきます。
「おおほり」へ収容終了!そして「おおほり」は病院へ・・・、と言う流れでした。
展示訓練第3幕は不審船対応訓練展示です。
不審船役の「こちかぜ」をヘリと巡視船・艇で確保する訓練です。「おおほり」がサイレンや警告を発し停船を促し始めます。
一旦接近を解除して巡視艇が接近しやすくします。(ウォッシュ・ダウンの影響を受ける為です。)
「おおほり」の次は巡視艇「ふよう」CL122と巡視船「らいざん」が警告・停船を促します。
すると、不審船乗組員(テロリスト)が発砲を始めました。
「らいざん」の乗組員は防御姿勢で威嚇発砲をしています。
緊急回避で全力後進の「らいざん」。この大きさの船体で後進が無茶苦茶速い。あっと言う間に安全圏へバックしてしまいました。ジェット推進船だけに高機動性を確保しています。いや〜ぁ、素晴しい!
そして、警告に従わない不審船の船尾へ向けて発砲が始まります。
発砲するのは「らいざん」に搭載された目標追尾型遠隔操縦機能付き20mm多銃身機関砲です。
(要は20mmバルカン砲ですな・・・。)
さすがに、これにはテロリストも降参し白旗をあげてしまいました。
巡視艇から乗り込んだ海上保安官に確保されます。
そしてお手柄の「ふよう」は我々の横を帰って行きます。
これにて、展示訓練は終了! 中央埠頭西側岸壁に戻るのみとなりました。
ここで気になる高速巡視船の推進装置をシゲシゲと眺めます。
一番気になっていた「らいざん」の推進装置付近。(やはり通常型ではありません。)
戻りの途中で海上保安庁のマスコットキャラクター「うみまる」と「うーみん」を撮影。どうもアザラシのキャラクターらしい?です・・・。
中央埠頭西側岸壁に到着して下船を開始します。タラップを降りる寸前のデッキ。
そして降りてからの「ちくぜん」を望みます。
いや〜ぁ、今回は大変有意義な体験搭乗でした。船に乗るだけだと思っていたら展示訓練のオマケつき。海保の皆様お疲れ様でした。そして、この様な訓練を見せて戴きまして有り難う御座いました。
海上保安庁に感謝!!m(_ _)m