イギリス空母「プリンス・オブ・ウェールズ」が横須賀に入港


 2025(令和7)年8月12日に、イギリスのクイーン・エリザベス級航空母艦の2番艦「プリンス・オブ・ウェールズ」(R09)が米軍横須賀基地へ入港しました。これは、プリンス・オブ・ウェールズを中心とする空母打撃グループ(Carrier Strike Group 25:CGS25)による8カ月におよぶ長期展開作戦「ハイマスト」の一環として実現したもので、随行艦としてイギリスの駆逐艦「ドーントレス」及びノルウェーのフリゲート艦「ロアール・アムンセン」も海上自衛隊の横須賀基地へ入港しています。
 なお、プリンス・オブ・ウェールズは8月28日から9月2日まで、東京国際クルーズターミナルに停泊し、一般公開が行われます。
 このページでは、8月25日に撮影した模様をご紹介します。なお、当日は8月21日に入港した護衛艦「かが」が昼過ぎに出港しており、この模様も併せてご紹介します。
(撮影:裏辺金好)


全長284mのプリンス・オブ・ウェールズ。艦載機はF-35Bです。

クイーンエリザベス級の特徴である、12.5度の傾斜をもつ長さ60mのスキージャンプ勾配。



イギリス海軍のミサイル駆逐艦である、45型駆逐艦の2番艦「ドーントレス」(D33)。
SAMPSON多機能レーダー等を搭載し、特徴的な形状です。

ノルウェーのフリチョフ・ナンセン級フリゲートの2番艦「ロアール・アムンセン」(F311)。



海上自衛隊の護衛艦「かが」。事実上の「空母化」に向けた改修工事が進められ、艦首部が台形から四角形に変更されたほか、甲板の一部が耐熱化されています。




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