種別
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警備艦(DD(K)) |
主機
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ディーゼル機関4基+2基・2軸
(〜DD−115)
ディーゼル機関6基・2軸
(DD−119〜) |
登場年
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1966年 |
速力
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27kt(〜DD−115・119・120)
28kt(DD−121) |
基準排水量
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2050t(〜DD−115)
2150t(DD−119〜) |
搭載機
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なし |
全長
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114m(〜DD−115)
115m(DD−119〜) |
乗員
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210名(〜DD−115)
220名(DD−119〜) |
全幅
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11.8m |
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76o50口径連装速射砲2基
Mk-112 アスロックSUM8連装発射機1基
ボフォース4連装対潜ロケット発射機1基
324o短魚雷3連装発射管2基
中型対潜護衛艦として建造されたのが「やまぐも」型であったが、ディーゼル機関を搭載し、速力27〜28ktを得て、世界的にも珍しい高速ディーゼル護衛艦であった。計画では8隻程度が計画されたが、中期の3隻はDASH搭載型となり、別クラスとなった。
その後、DASHの使用が中止となったため、再び「やまぐも」型の増備に戻ったが、各所の改善が計られ、船型も多少変わっている。最終艦の「ゆうぐも」はもともと2500t程度の新型艦となるはずだったが、石油危機による価格高騰により、「やまぐも」型として建造された。
本型は、対潜兵装は一線型の装備を実現していたが、その他の装備が貧弱であったため、「はつゆき」型の登場により、順次地方隊に転属し、その後は「あぶくま」型の登場で練習艦に艦籍を移していった。しかし、「はつゆき」「あさぎり」両クラスの艦艇が練習艦としてコンバートされてくると居場所を失っていき、最終的には最後まで護衛艦籍にあった「ゆうぐも」が除籍となり、全艦退役した。
艦番号
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艦名
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竣工日
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DD-113 |
やまぐも |
1966年1月29日 |
DD-114 |
まきぐも |
1966年3月19日 |
DD-115 |
あさぐも |
1967年8月29日 |
DD-119 |
あおくも |
1972年11月25日 |
DD-120 |
あきぐも |
1974年7月24日 |
DD-121 |
ゆうぐも |
1978年3月24日 |