2年に1回行われるソウル航空ショーですが、米空軍アクロバット・チーム「サンダーバーズ」の演技が2日間行われる為行って参りました。
この他にも最近、再編成された韓国空軍アクロバット・チーム「ブラック・イーグルス」の演技飛行や大韓航空に間も無く納入されるエアバス社のA380がデモ機でデモフライトを行う等、日本では見る事が出来ない演技やデモフライトを堪能して参りました。
今回の航空ショーの開催場所であるソウル空港(旧K16基地)はV字滑走路を持ちメインRWが20/02で岩国基地と同じ方角でした。更には岩国で言う海自側と同じ方向に会場があり、午前中「順光」午後「逆光」となり午後からが撮りにくい空港でした。その為午後からは苦労致しました。
では上写真を含めて、オープニングには印象的だった3枚をご覧下さいませ。
(撮影&解説:kajibooh)
ブラック・イーグルスの演技飛行。
サンダーバーズの編隊演技機による密集型ファンブレイク。
では、初日のレポから参りましょう。
ご存知の通り金曜日からソウル入りしていた私達ですが土曜日のパブリック・デーの開催時刻に向けて交通アクセスの誌上シュミレーションをしておりましたが・・・。しかし、世の中はそんなに甘くは無く思ったよりモランへの到着に時間がかかってしまいました。
到着前に展示飛行は始まってしまい、会場に入る前にグロマスVやT−50の展示飛行は始まってしまいました。よって撮れたのはF−15Kの展示飛行から・・・。大変残念でした。
では、写真解説と共に進めて参りましょう。なを、展示飛行の位置が遠い機体もありますので、トリミング画像もございます。ご了承下さいませ。
ソウル航空ショーのエントランス・ゲートです。
人出は多いですが日本の航空祭に比べると、ごった返した感じはありませんね。
F−15K:ストライク・イーグルの機動飛行が始まりました。
特徴的なコンフォーマルタンクがお判りいただけますでしょうか?
F−15Kのお腹廻りです。ハード・ポイントが沢山見て取れます。
見慣れたF−15Jとは全然違いますね。
急上昇中のF−15K、通常のF−15より重そうな割には軽快な動きをしました。
背中を見せてくれたF−15K。
韓国空軍の濃い色合いのロービジが似合ってます。
続いてはA380のデモ・フライトです。エアバス社のデモフライトは歴史的にも激しい飛行を行って来ましたので今回も期待が大きいですね。ただ、1回A300の時代にデモ・フライトで堕ちてますからね・・・。それだけはカンベンして貰いたいですね。
A380をこの時初めて目の当りにしましたが・・・、やはりデカいですね〜。
飛行速度は速くありませんがバンクを大きく取って急旋回です。
これだけの巨体が低速で急旋回されると、マジで恐ろしい・・・。失速・墜落が起こりはしないかと、ヒヤヒヤものでした。
急上昇に移ろうとするA380です。大型機好きの私ですが、ここまで大きいと少し引いちゃいますね。(笑)
そして背中も見せてくれました。良くもまぁ、ここまでの飛行をこの様な超大型機で行うものです。
そして、タッチ・ダウンです。ランディング・ギヤが多いのでギヤ各々の接地タイミングは結構バラバラでしたね。
続きましてはAH−64Dアパッチ・ロングボゥの展示飛行です。在韓米軍のAH−64Dですが高機動な飛行でした。
まず、この様な上昇が出来るんですね〜。限界を超えてませんかね〜。ロングボゥ・レーダーが特徴的ですね。
ローパス中のAH−64Dです。ヘリを撮るのが下手な私。どうしても絵に成りませ〜ん!
お腹廻りを撮影。ハード・ポイントと装備がお判りいただけると思います。