初飛行:1978年11月9日(YAV-8B)
マクドネル・ダグラス(現ボーイング)社が、世界初の実用垂直離着陸機(V/STOL機)であるホーカー・シドレー
ハリアー(イギリスのホーカーシドレー社製/現、BAeシステムズ社)の発展型として、スーパークリティカル翼や揚力強化装置を組み合わせて開発した機体で、1982年より量産が開始。
機体の軽量化や航続距離の拡大、兵装搭載量の増大などを実現している。
現在はアメリカ海兵隊のほか、イギリス海軍・空軍、スペイン海軍、イタリア海軍で導入されており、軽空母や強襲揚陸艦、小規模な飛行場など、通常の機体では活動が制約される場所で重宝されている。