初飛行：1950年1月19日
生産数：692機
カナダ人という意味の「カナック」という愛称を持つカナダ最初のジェット戦闘機で、現在では存在しない、カナダの航空機メーカーのアブロ・カナダ社が製造を担当している。また、急降下時という条件付きながらも、音速を突破することにも成功している。なお、カナダ空軍、カナダ統合軍で使用された他、５３機はベルギーに輸出されてベルギー空軍でも使用された。
いくつかのバリエージョンが誕生しているが、１９５５年から配備された高高度型のMk.5は、翼端を1.8m延長し、水平尾翼を大型化して高空性能を増加。さらに、武装は機銃を廃止してロケット弾のみとするなど、大規模な変更が行われている。
