初飛行:1994年3月27日
生産数:355機(2013年3月現在)
イギリス、イタリア、スペイン、ドイツの4カ国が共同出資により設立した、ユーロファイター社が開発した戦闘機で、愛称はユーロファイター・タイフーン。冷戦終結に伴う予算削減などが原因で開発は非常に遅れ、最終的に就役を開始したのが2003年となった。
しかし、デジタルコンピューター制御のカナード翼による低速から高速までの安定した操縦性能や、F−15を上回る戦術機動性など、世界でもトップクラスの性能を誇り、さらにサウジアラビアやオーストラリアでも導入される。