マクドネル・ダグラス F−4 ファントムU
       McDonnell Douglas F-4 Phantom II

(写真:入間航空基地/撮影:鯛風雲)

●基本データ


●解説

 マクドネル社(のちマクドネル・ダグラス社)が開発したアメリカ海軍の艦上戦闘機で、愛称はファントムU。1958年に初飛行し、1960年に運用が開始された。のちにアメリカ空軍でも採用されたほか、主に西側諸国でも採用され、日本ではF−4のバリエーションのF−4Eを改良したF−4EJ が航空自衛隊で運用されている。これは最初の10機を除いて、三菱重工業でライセンス生産されている。
 ちなみにF−4EJのうち、レーダー、FCS(火器管制)システムの近代化、航法、通信能力の向上、搭載ミサイルの近代化、爆撃機能の向上を図ったものは、F−4EJ改 として区分されている。また、偵察型としてRF−4B、RF−4C、RF−4Eがある。

●ギャラリー


アメリカ空軍仕様となったF−4C
(写真:ソウル 戦争記念館/撮影:裏辺金好)



F−4EJ改スーパー・ファントムU(新田原基地第301飛行隊所属機)
(写真:築城基地/撮影:kajibooh)



07年12月9日那覇基地航空祭にてF−4EJ改スーパーファントムUの4機編隊による機動飛行。
その内3機が1ヶ月前に新田原基地にて行われた戦技競技での戦競塗装機である。
(写真:那覇基地/撮影:kajibooh)



百里基地所属501隊RF−4E。
(写真:築城基地/撮影:kajibooh)