初飛行:1977年10月6日
生産数:1,600機以上
ソ連のミコヤン・グレビッチ設計局(ミグ設計局)が開発した戦闘機で、アメリカのF−15などに対抗するために開発されたもの。1977年に初飛行を行い、1983年より運用を開始した。スホーイ設計局で開発されたSu−27と形状が似ているが、これはTsAGI(中央流体力学研究所)の研究成果を共に導入したことによるもの。ただし、Mig−29の方が小型である。
現在はロシア、ウクライナ、ベラルーシ、チェコ、セルビア、カザフスタン、ウズベキスタンなど東欧諸国や旧ソ連構成国のほか、キューバ、リビア、イラン、イラクなど世界各国で幅広く運用されている。なお、NATOコードネームはFulcrum(フルクラム)。