初飛行:1974年8月14日
生産数:992機
トーネード(トルネード/竜巻の意味)はイギリス、ドイツ、イタリアで共同開発したマルチロール機(全天候型多用途攻撃機)で、パナヴィア・エアクラフト社が製造。1974年に初飛行を行い、湾岸戦争からイラク戦争も含めて数多くの戦闘に参加している。
サウジアラビア空軍も導入したトーネード IDSを基本に、ドイツ空軍の電子偵察型トーネード ECRなど用途に応じた様々なバリエーションが存在。最近では後継機としてユーロファイター・タイフーンが登場しているが、価格が高いこともあり、もうしばらくはトーネードが第一線で活躍するのではないだろうか。