V号戦車
(撮影:イギリス 戦車博物館/撮影:秩父路号)
●基本データ
登場年:1937年重量:22,7t
全長 6.41m
全幅:2.95m
要員数:5名
●解説
ドイツ軍の主力戦車として1934年から開発が行われたもので、同時期に開発を開始したW号戦車をV号戦車の支援戦車として構想。両戦車とも、第2次世界大戦中盤までのドイツ陸軍機甲部隊の主力として活躍し、A型からG前期型は37mm46口径砲、G後期型からJ前期型は50mm42口径砲、J後期型からM型は50mm60口径砲、N型は75mm24口径砲が搭載するなど、火力の増加に何とか対応していきますが、次第にIV号戦車、続くV号戦車パンターに主力の座を譲り、製造を終了しています。なお、バリエーションの1つとしてIII号戦車を流用し、75 mm 砲を装備した自走砲であるIII号突撃砲が存在。こちらは終戦まで10,000両以上も投入されています。
●ギャラリー
III号戦車M型
(撮影:ドイツ ムンスター戦車博物館/撮影:秩父路号)