W号戦車


(撮影:イギリス 戦車博物館/撮影:秩父路号)

●基本データ

登場年:1936年
重量:25.0t
全長 7.02m
全幅:2.88m
要員数:5名

●解説

 元々はV号戦車を火力支援する目的で、同時期に開発が進められたもの。1936年に試作車が誕生し、1939年のD型から量産を開始されました。
 75mm砲の搭載を前提にターレットリングの直径が大きく設計されていたことから、50mm砲の搭載を前提にしていたV号戦車よりも火力増大に対する要求に答えやすく、主力戦車の座に。V号戦車の生産終了後も投入が続けられ、戦車としてはドイツ軍で最多両数が投入。最終型である、長砲身の75mm砲を搭載したJ型だけでも3000両が投入されています。

●背面など





●ギャラリー



長砲身の75mm KwK 40 L/43を搭載するアフリカ軍団仕様のG型。
(撮影:ドイツ ムンスター戦車博物館/撮影:秩父路号)


金網製シュルツェンを装備したJ型最後期仕様
(撮影:フランス ソミュール戦車博物館/撮影:秩父路号)

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