IV号駆逐戦車
(撮影:ドイツ ムンスター戦車博物館/撮影:秩父路号)
●基本データ
登場:1943年(試作車)重量:24.0t
全長:6.85m
全幅:3.17m
全高:1.85m
乗員:4人
●解説
第2次世界大戦中にドイツがIV号戦車をベースに開発した駆逐戦車で、フォマーク社が開発を担当。III号突撃砲G型と同じ砲身長の48口径7.5cm砲搭載型の生産から開始され、のちに長砲身の70口径7.5cm対戦車砲装備型である4号戦車/70(V)が登場し、こちらは駆逐戦車ではなく戦車に分類されている。なお、(V)はフォマーク社の頭文字で、アルケット社が生産したIV号戦車/70(A)も存在している。こちらも長砲身型であるが、4号戦車J型の車台をそのまま流用し、戦闘室を載せたような形状である。●ギャラリー
こちらは試作型(Oシリーズ)で、車体前面と側面の装甲の接合部が曲面構成になっているのが特徴。
(撮影:ドイツ ムンスター戦車博物館/撮影:秩父路号)
IV号駆逐戦車F型。
(撮影:フランス ソミュール戦車博物館/撮影:秩父路号)
IV号戦車/70(A) 。IV号戦車/70(V)と同様の戦闘室を持つが、天井が50cmほど高くなっている。
(撮影:フランス ソミュール戦車博物館/撮影:秩父路号)