V号戦車パンター
上写真はG型
(撮影:イギリス 戦車博物館/撮影:秩父路号)
●解説
ソ連のT−34に対抗すべく開発されたドイツ軍の戦車。各社の案の中からMAN社案が選ばれ、1942年5月にV号戦車パンター(Sd.Kfz.171)と命名された。傾斜装甲と、70口径 7.5 cm KwK 42という強力な主砲を備え、最初にパンターD型が842両製造。次いで、変速機の変更などマイナーチェンジを行ったA型が約2200両、さらに車体側面装甲を若干強化したG型が敗戦目前までに約3100両製造されている(その他のバリエーションもあり)。
このほか、本機をベースに71口径8.8cm対戦車砲 (8.8 cm PaK 43/3 L/71)を搭載した駆逐戦車「ヤークトパンター」も存在している。
●側面・背面
(撮影:イギリス 戦車博物館/撮影:秩父路号)
●ギャラリー
上写真はパンター指揮戦車(Sd.Kfz.267)。A型をベースに改修した車両。
(撮影:ドイツ ムンスター戦車博物館/撮影:秩父路号)
(撮影:ドイツ ムンスター戦車博物館/撮影:秩父路号)
A型
(撮影:フランス ソミュール戦車博物館/撮影:秩父路号)
G型
(撮影:フランス ソミュール戦車博物館/撮影:秩父路号)