2003年8月15日〜31日 広島での撮影色々
帰省中の撮影の記録から。まずは8月15日の終戦記念日には広島城へ。
広島城の敷地は戦前には主要な軍事拠点として様々な軍施設が置かれましたが、上写真は広島陸軍幼年学校の跡で、原爆によって校舎は吹っ飛びこうして門柱だけ残っております。明治30年、陸軍の幹部養成機関として開校。昭和3年に、世界的な軍縮の中でここも閉校されたものの昭和11年に再開。終戦まで、3345名を世に送り出しました。
8月16日は横川駅へ。JRと直結した広島電鉄の新しい電停を見てきました。緑を基調とし、屋根が非常に高い開放的なデザインになっております。
対面するJR側の駅舎も当時は新たな駅舎を建築中。
今は懐かしの旧駅舎を絡めた全景。
8月18日には広島市の中心部から自転車で西へ。
観音町付近で351号を撮影。
こちらは1901号。この付近は広島電鉄としては比較的狭い路地を走行しています。
西広島駅に近づいてくると3901号をゲット。3連続で各形式のトップナンバー車です。
そしてJR西広島駅に到着。こちらも本記事を再編集している2021年時点では改築の真っ最中で、過去の姿になっています。
こちらは広島電鉄の西広島駅。大屋根が特徴です。
こちらでは2008号を撮影。2021年時点でも2000形は1編成が残っていますが静態保存的な状態で、もう10年ほど動いていません。
こちらは当時最新鋭の車両である5000形の5008号。駅舎の雰囲気も相まって、次世代路面電車の雰囲気です。
8月20日は広島駅へ。まずは115系3000番台広島快速色を撮影。こちらは1993(平成5)年に新しい広島空港が開業したことに伴い快速列車を充実させた際、115系3000番台の新色として誕生した塗装。
115系瀬戸内色の8両編成。広島と言えば、この色!
こちらは115系リニューアル車。
在来線では大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」に関連した下関・門司のいわゆる関門海峡のPR列車が運転されており、103系にもこのようなラッピング列車が登場していました。
新幹線ホームに行くと、100系新塗装に遭遇。6両編成のK編成です。
こちらは4両に短編成化済(P編成)の100系原色。
この日最大のお目当て、16両の100系G編成。とは言え、これでは16両であることはわかりにくい…。
せめて「ひかり」の方向幕を撮影し、広島駅での撮影を〆としました。
続いて山陽本線に乗車して新井口駅にて下車。広島電鉄の荒手車庫を外から見ます。まずは1編成しかいない3500形と、ドイツのドルトムント市電から購入した70形を撮影。
77号はあまり活躍することなく引退し、部品取り用になっていました。
こちらは旧800形の801号。1951(昭和26)年に製造され、その後の広電の路面電車の基礎となった車両ですが、間もなく解体されています。
続いて広電で西広島駅へ向かうと、3100形に遭遇。
さらに白島電停で554号と…。
レトロ車両である101号を撮影して、〆としました。
8月24日は広島港へ。この年の3月だったと思いますが、新旅客ターミナル完成し、広島電鉄宇品線の軌道もターミナル前まで延伸されました。
従来の広島港の建物はまだ残っていました。
3月29日に完成した当たらな広島港停留場。大屋根に覆われ、段差もなく広島港へアクセスできます。
8月25日は広島電鉄宇品線の撮影。宇品三丁目〜宇品四丁目間で763号を撮影。大阪市電1651形の譲渡車である750形の1両です。
こちらはサンフレッチェ広島仕様になった713号。普段は緑帯の700形ですが、紫帯になっています。
元京都市電の1909号。
8月27日は広島市内中心部にある日本庭園「縮景園」へ行って参りました。1620(元和6)年に、広島藩主浅野長晟(ながあきら)の別邸の庭として作庭されたもので、色々な景色を「縮景」、つまり縮小して表現したという意味で命名されました。一説には中国杭州の西湖を模したと言われています。
8月30日は広島駅へ。まずは115系C-15編成。
こちらは115系L-11編成。後ろ4両は115系3000番台広島快速色でした。
そしてキハ181系気動車を使用した臨時快速「関門・MUSASHI」号を撮影。
広島から下関へ、9月いっぱいまで土曜・休日に運転されている 大河ドラマ関連の全車指定席の臨時快速列車です。
瀬戸内色の103系との並び。
こちらは可部線の105系。オリジナルの3ドア車と103系改造車の4ドア車との4両編成でした。
芸備線ホームに行くとキハ58系急行「みよし」が出発を待っていました。
8月31日は広島新幹線まつり2003へ行ってきました。JR芸備線矢賀駅から約徒歩10分の、広島新幹線運転所(現・博多総合車両所広島支所)で開かれまして、色々な新幹線車両の展示が行われていました。
16両編成の100系新幹線を今度はきっちり撮影。
0系新幹線新旧塗装と500系の並び。大変良いものを見せていただきました。