2008年6月29日 世界最大の大翼竜展と羊蹄丸


 本日は馬藤所員と東京お台場の日本科学未来館で開催が始まった、世界最大の大翼竜展へ。
 朝、日野駅に着くと201系「四季彩」を使用した快速「四季彩河口湖号」が通過していきました。さて、引退が進む201系ですが、この編成はまだ生き残るのでしょうか、それとも廃車になるのでしょうか。

 目的地に行く前にちょっと別件で用事があり、東急大井町線に乗車。それ以上のネタはないですけど・・・。

 それでは、世界最大の大翼竜展へ。恐竜ではなく、空を飛ぶ翼竜を特集したのが見所。これまでは恐竜展で「オマケ」のように翼竜が展示されているのが大半であっただけに、これは非常に新鮮なものでした。さて、上写真はプレオダクティルス。三畳紀後期に生息していた原始的な翼竜の1つで、翼を広げると45cmほどという、小さな翼竜です。そんなのがいるのかと思いきや・・・。

 御覧ください、こちら! 小さな子どもが実際に泣き出してしまったほど迫力ある、この翼竜は「ケツァルコアトルス」。翼を広げると、なんと10mにもなります。頭がでかい・・・。世界最大の翼竜で、白亜紀後期に生息。恐竜と共に絶滅しました・・・。

 実際にはこのような姿ではなかったのかな、と再現されていました。こんなのが何匹も頭上を飛んでいたら、恐ろしいやら不気味やら。

 有名な「プテラノドン」(写真手前)と比べても、ホラこの通り。大きさにはかなりの違いがあります。
 大翼竜展は始まったばかりですので、ここでの紹介はこの程度にしておきます。ケツァルコアトルスの大きさは、実際に目の前にしてみないと実感がわかないと思いますので、ぜひ一度観にいってみてください。翼竜に対する認識も一変するはず。なお、これ以上大きな空を飛ぶ動物は、現在いません。

 ちなみに、関連展示として鳥についても多数。動物大図鑑向けにネタを多数仕入れてきましたが、このワタリアホウドリは、随分と立派な体格ですね。こちらは世界最大級の海鳥だそうで、主に南半球に生息。翼を広げた長さが363cmというのも記録にあるそうです。

 このまま帰っても良かったのですが、折角なので久しぶりに船の科学館で保存されている青函連絡船「羊蹄丸」へ。青函トンネルが出来るまで、青森と函館を結んだフェリーで、線路と接続して鉄道車両ごと船内に入れられたのが特徴です。

 船内では昭和30年代の青森駅前の風景を再現。人形たちは体つきが妙にリアルで、本物の人と勘違いして驚く人多数でした。

 昭和30年代の青森駅の様子。

 そして奥に進むと、鉄道車両を搬入するスペースには、DE10 30号機と・・・。

 スハフ44形が保存されています。ただ、出来れば昭和30年代の再現は別の場所でやってもらうとして、ここでは鉄道車両が船に乗った状態を、きちんと保存して欲しかったですね。

 ブリッジの様子。羊蹄丸の船内は殆ど手が加えられているため、昔の面影を強く残すのは、ここだけ・・・かも。

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