2008年8月3日 国立科学博物館へ


 本日はさすがに遠出はせず、馬藤所員、kazaruこと水澄所員と共に国立科学博物館の「黄金の国ジパングとエル・ドラード展」へ行ってまいりました。
 巨大な純金に触れたり、持ち上げたりと、おそらくこれから一生出来ないような体験コーナーや、豊臣秀吉の黄金の茶室再現など、目を見張る展示物の数々。これは必見です。ぜひ夏休みに行ってみることをお勧めします。さて、続いて久しぶりに地球館の常設展をじっくりと見てまいりました(と言っても、全部は回りきれませんでしたが)。
 今回は初めて2階の「科学と技術の歩み」コーナーを見てきたのですが、これが凄いものばかり。今まで手前にあるコーナーで「たんけん広場」が子供向けだったので、その奥の展示コーナーに注目していなかったのですが、これは素晴らしい。歴史好きにも科学好きにも満足のコーナーです。というわけで、上写真は1851(嘉永4)年製の万年時計。江戸時代の和時計技術の最高峰で、国の重要文化財に指定されています。

 江戸時代にここまで農業についてまとめたか!と、いう宮崎安貞の農業全書。将軍徳川吉宗も大絶賛した当時の大ベストセラーです。

 複製品ですが、平賀源内でお馴染みのエレキテル。

 漫画「コンシェルジュ」にも登場した、エジソン電球の竹フィラメント。

 で、こちらが当時画期的だったエジソン電球。

 日本初のロケットである「ペンシルロケット」。

 こうやってみると、今の小型化は恐ろしい限り。内容については上写真の通り。

 カシオ計算機創業時代のもの。1957年製のカシオ14−A リレー計算機です。でかっ!

 鉄道ファンにはお馴染み、座席予約システムの「マルス」です。

 1924(大正13)年から白楊社の製造で市販された、国産量産車のさきがけ「オートモ」号の復元車両。

 テレビのご先祖様、高柳式テレビジョン。画面が丸いのも特徴です。

 それから、こんなものあったんですね。零式艦上戦闘機。ラバウル北西、ニューブリテン島沖の海底から引き上げられたものだそうです。

 今度は地下3階。宇宙とか物理のコーナーです。そして写真は周期表。さて、いくつ解るかな・・・と、かなり忘れてました。

 面白いのは、こうやって実物も展示されていることです。

 それから地下2階は化石のコーナー。生命の発生から人類の登場まで、様々な展示があります。
 上写真はオオツノジカ。

 こちらはメソヒップス。

 ティロサウルス・プロリゲル。

 アーケロン・イスチイロス。

 それから、320万年前のアウストラロピテクス・アファレンシスの成人女性ルーシー。エチオピアで出土したもの。
 ・・・と、すっかり科学博物館観光ガイドになってしまいましたが、とても魅力はこれだけでは紹介しきれません。1日どころじゃ見切れませんので、行かれる方は覚悟と昼飯を用意しておいてください。レストラン、混んでいるので・・・。

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