2008年11月30日 国立博物館と国立科学博物館へ
本日は馬藤所員を連れて国立博物館と国立科学博物館へ。その収蔵品の模様は後でたっぷり紹介するとして、久しぶりにJR中央線の八王子〜東京の前面展望を撮影しようと八王子駅まで行ったところ、残り2編成しかない201系がやってきたため、予定を変更して三鷹まで乗車。久しぶりに乗ることが出来、満足満足。
三鷹駅ではE233系による中央特快の待ち合わせ。
で、神田駅へ先回りして再び撮影しました。では、ここからは国立博物館の収蔵品をご堪能いただきましょう。
国立博物館の常設展は膨大な収蔵量で、いつも企画展を見て常設展へ行くと途中で疲れるか、閉館時間となってしまい退散してしまうので、今回は常設展オンリー。写真撮影も可能という、なんと太っ腹!
まずは、火焔土器(新潟県長岡市馬高出土/縄文時代 前3000〜2000年)。
期間限定で展示されていた、国宝 一遍上人絵巻 巻第7 (鎌倉時代 1299年=正安元年)。
まさか、これが見ることが出来、しかも撮影できるとは・・・。鎌倉時代の人々の風俗を知るうえでも非常に貴重な資料。
重要文化財 阿弥陀如来立像 (永仙作 1259年=正嘉3年)。
重要文化財 四季山水図屏風 (伝 周文作 15世紀)。
同じく四季山水図屏風の一部分。素晴らしい、そして美しい・・・!
こちらは茶人、千利休が1590(天正10)年に弟子の古田織部に送った書状。当時、千利休は豊臣秀吉の小田原北条攻めに従軍しており、古田織部は関東の各地で転戦していました。そんな状況下での書状です。
国宝 太刀福岡一文字 (号 上杉太刀) (鎌倉時代=13世紀)
浅間山図屏風 (亜欧堂田善 作 江戸時代=19世紀)。亜欧堂田善は、江戸時代後期に老中の松平定信に見出された画家で、この絵は西洋風の表現技法ながらも、細部の描写を省いた平面的な構造とすることに主眼が置かれています。
色絵椿図大皿 (伊万里 古九谷様式 江戸時代=17世紀)。
豊臣秀吉朱印状 (1595年=文禄4年)。
富嶽三十六景 相州江ノ島 (葛飾北斎 作 江戸時代 19世紀)。
五大明王像 (平安時代 11〜12世紀作)。と、このほかにも膨大な量がありますが・・・。
如来坐像 (パキスタン/クシャーン朝 2〜3世紀)。日本以外の展示物も膨大な量です。
古代エジプトのミイラだってあります。
彩文土器 (エジプト 先王朝時代 前4千年紀)
切子碗 (イラン ササン朝 6世紀)
青銅製短剣 (イラン ルリスタン地方 前2千年紀末〜前2千年紀初頭)
重要美術品 染付魚藻大皿 (ベトナム 15〜16世紀)。
三彩馬 (唐時代 7〜8世紀)。
色々とご紹介したいものは大量にありますが、とりあえずこの辺で・・・。