2009年8月25日 古河庭園と鳩山会館とスヌーピーモノフェスティバル2009へ
福岡に行っている間に、逆に母親と妹が広島から上京しているため、やむを得ず仕事を休んで接待。伯母も連れて東京都北区の古河庭園へ。ここは戦前、古河財閥の古河家が使用したもので、写真の洋館と洋風庭園は1917(大正6)年の建築。鹿鳴館、ニコライ堂や旧岩崎邸(洋館)などの設計を手がけたイギリス人、ジョサイア・コンドルの晩年の作品。洋館は地上2階、地下1階の建物で、天然ストレートを屋根にひく煉瓦造りの建物で、外観は赤みを帯びた小松石で覆っているのが特徴です。
さて、内部は事前に申し込むのが原則ではありますが、人数に余裕があるときは当日の受付もOK。さすがに平日でバラのシーズンでもないだけに事前応募した人はいなかったようで、内部をツアー形式で見学させてもらいました(写真撮影は禁止)。・・・建築的に非常に面白い洋館でした。実際に見ていただくのが一番いいと思うのですが、何より2階の多くが和室だったのには驚き。
ジョサイア・コンドルは長年日本で生活したことにより、日本的な建築様式も完全にマスターしたようで、その知識と技術を遺憾なく発揮していることに驚きました。しかも、ふすま等を閉めると自分が完全に和風住宅にいるような錯覚を覚える構造です。
続いて地下鉄護国寺駅で降りて、1933(昭和8)年に建てられた講談社旧本館を見つつ・・・。(おお、化物語!2009年からアニメ化されていたんですね)
1924(大正13)年に建てられた鳩山会館こと旧鳩山邸を見学。
2回目の見学ですが、この1階から2階への階段にあるステンドグラスは絶品!!
さらに表参道ヒルズへ。再開発により、いったん取り壊されて復元された同潤会アパートも、少し汚れてきたことにより、あたかも昔のままのような雰囲気に。
今回初めて表参道ヒルズに入りましたが、ごらんのように通路が坂道になっている不思議な構造。建築的には非常に面白いですが、車椅子の人は大変なのでは・・・。
さらに妹のために近くにあるスヌーピータウンに行き・・・。
またさらに「横浜そごう」で開催中の、スヌーピーモノフェスティバル2009へ。
スヌーピー(ピーナッツ)の連載最終回も展示されており、初めて見ることが出来ました。
最後のメッセージ。それにしてもスヌーピーは素晴らしい作品でしたね。