2009年10月31日 田町駅の横で新幹線を撮影
またまた鉄ネタが濃い・・・いえいえ、後半は違いますので、非鉄の方も最後までお付き合いを・・・。
さて、午前中に少々仕事が入っていたので、これを逆手にとって出勤前に平塚駅にて臨時特急「湘南かいじ」号を撮影。特急「東海」廃止以降、特急列車の設定のない平塚駅ですが、何と特急始発駅に・・・。仮に(ほぼ)定期列車化されると、藤沢市民の私も少しばかり便利ですので、是非好調な利用率を期待したいものです。ちなみに、平塚出発時点ではガラガラ・・・。
予想外に早く仕事が片付き、昼にJR田町駅へ。掲示板における海風薫さんからの投稿で、駅前の階段からの新幹線撮影が雰囲気良かったので、自分も真似してみよう・・・と思いきや、同じようなことを考える同業者多数。道行く人たちの珍奇な視線を浴びながら、まずはN700系。編成の全ては入りませんが、高層ビル群が東京らしい風景で、良い組み合わせになります。
風景の中に新幹線を入れるか、はたまた新幹線そのものをメインにするか・・・。
悩んだ結果、目当ての500系新幹線は折衷案的にしてみました。
500系新幹線と並行して走る伊豆急行の特急「リゾート踊り子」。
田町駅内部にて。駅舎図鑑でデュークさんが「キョロスク」を紹介されており、現在は何に変わっているか・・・と見たら、「ウイダーステーション」となって、規模もパワーアップしていました。
続いて五反田駅に移動して、山手線命名100周年を記念した、旧形国電の塗装「ぶどう色2号」をモチーフにしたラッピング車両を撮影。12月4日までの運転ですので、撮影される方はお早めに。
五反田駅のカーブ区間は個人的にお気に入り。編成全ては入りませんが・・・。
次なる置き換え対象候補!?埼京線の205系。
新型来ないかなと狙っていたところ、やってきたのは253系特急「成田エクスプレス」。未だに新型259系は撮影できず・・・。もちろん、253系も素晴らしい車両で、引退前に記録できるにこしたことはありません。
そして中央・総武線各駅停車の水道橋駅に移動。駅の解説によると、柱に使用されているのは1886(明治18)年にドイツのドルトムント・ワニオン社から輸入して使用した古レールだとか。美しい風景です。
ようやく本日のメインイベント、小石川後楽園へ。東京ドームの西隣にある庭園で、1629(寛永6)年、水戸藩初代藩主の徳川頼房が、水戸藩中屋敷(のち上屋敷)に造った庭園が始まり。水戸黄門でお馴染み、2代藩主の徳川光圀が明の儒学者・朱舜水の意見を取り入れて完成させ、中国の故事である「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。
後楽園は池を中心にした回遊式泉水庭園であり、全て見て回ると丘も結構登らされるので、意外と大変。
こちらは一つ松。琵琶湖の唐崎の「一つ松」に因んだもので、後楽園は日本各地の風景を模した場所が多いのが特徴。
紅葉のシーズンともなれば絶景でしょう。
円月橋。朱舜水の設計と指導により、名工と謳われる駒橋嘉兵衛が造ったもの。後に8代将軍の徳川吉宗も江戸城にて真似しようと試みるも、果たせなかったとか。
朱色が鮮やかな通天橋。京都東山の東福寺の通天橋を模したもの。
一部は色づき始めており、心和みます・・・。
さて、水道橋駅に戻ろうとすると船着場のようなものが。これは現在の飯田橋駅から水道橋駅にかけてあった市兵衛河岸(いちべえがし)という神田川の物揚げ場の名残で、この場所は明治8年から昭和8年まで、後楽園一帯にあった砲兵工廠の荷揚げ場として利用されました。現在でも防災船着場として利用されています。
そして駅名の由来となった水道橋とはコレ。駅東口から神田川にかかる橋のことだったんですね。ちなみに、橋の先にあるガラス張りのビルは、都立工芸高校。なるほど、道理で凝った建築だったわけです。私の母校と比べると・・・雲泥の差で羨ましい。
新宿駅に戻り、E259系特急「成田エクスプレス」がいたので撮影。これでようやく、E259系を撮る事が出来ました。
そして大学時代からの友人である味野源次さんと合流し、香港・マカオ旅行の打ち合わせと予約。互いのスケジュールを調整した結果、12月4日〜6日の日程で行くことになり・・・え〜、カジボーさんと行く沖縄旅行の一週間前になってしまいました。ま、まあ某所員が現在進行形で実行中の、2週間連続で羽田〜札幌〜台湾〜羽田という凄まじいコースに比べれば、多少は普通です・・・よね!?