2010年9月12日 羽田空港空の日フェスティバル2010へ
最近は飛行機にもかなり関心を示すようになりまして、11日&12日に羽田空港で開催された「空の日フェスティバル2010」へムスタファさんと出かけてまいりました。
最大の見所は国際線新ターミナルと、ここで展示されるDC−8(日本航空)のカットモデルと、YS−11量産初号機の展示。・・・が、その前に中央線の201系を撮影してから向かいます。
とりあえず第2ターミナルで、少々飛行機を見てから向かうことにします。
写真中央はボーイング747−400D(JA8963)。ボーイング747−400Dは、全日空でも順次退役が予定されているため、記録しやすいうちに、しっかり撮影しておかねば・・・。
では、飛行機の写真を少々。
アシアナ航空のエアバスA330-300(HL7793)。
エア・ドゥ
スカイネットアジア航空
それから偶然、ガンダムジェットこと全日空のボーイング777-300(JA755A)も撮影できました。描かれているガンダムはアニメの設定と同じ大きさだとか。静岡の実物大ガンダムを見ると巨大な印象がありましたが、飛行機と見比べると・・・。
ガンダムが横たわったデザイン。
ちなみに反対側は異なるラッピングが施されています。 さて、それでは新国際線ターミナルへ向かいます。
ここからが実際に本編。
さて、羽田空港の2タミで昼食をとり、無料送迎バスで国際線ターミナルへ。1時間近く待つことになり、何と会場に到着したのが入場受付終了10分前!!
ムスタファさんと私と言えば、今年の3月に米軍横須賀基地公開のときに、昼飯に夢中で食べていたところ、肝心の艦艇公開時間を過ぎてしまうという惨事を招いてしまっているので、危ないところでした。むしろ、終了直前で人が少なくて、ナイスタイミング・・・。
さて、入口近くでは日本航空のDC−8カットモデルが公開。今回が初めての公開なんですかね。事前に新聞やテレビでも大きく取り上げられ、恥ずかしながら私も報道で今日のイベントの存在自体を知った次第・・・。
豪華な内装(と言ってもムスタファさんによると、今のほうが乗り心地は格段に上とのことですが)は遠めにしか見ることが出来ませんでした。ファーストクラスも、たまには和風にしてみては外国からのお客さんに好評になるのではないでしょうか?
それから国土交通省航空局のガルフストリームW(飛行検査機)が展示。
全日空のポケモンジェットもこんな角度で撮影!
独立行政法人電子航法研究所の実験用航空機(ビーチクラフトB99エアライナー)。
JALのボーイング747。
そして事業仕分けで「活用しなさい」と指摘を受け、人数制限なしで一般公開となったのは今回が初めての国土交通省航空局のYS−11量産初号機。人数制限ありも含めると、今回が2回目ですね。国立科学博物館が保存しているもので、メンテナンスもしっかりやっているそうです。
別角度から。
読売新聞のセスナ・サイテーション・アンコール。
ボーイング787の模型が展示されていました。
さて、羽田空港のイベントを見終えた所長&ムスタファさんですが、無料送迎バスは1時間30分待ちである事を係の人に告げられます。当然、京急とモノレールの新駅も出来ていませんので・・・ええい、ならば天空橋駅まで歩いてしまえ!
・・・と歩き出すと、こんな風景に出会いました。
天空橋駅は地下駅なので、モノレールが地下に向けてもぐっていくんですね。
さて、天空橋駅に着いて先を見ると、整備場で海上保安庁のYS−11が2機いるではありませんか。両機とも引退したようで、レジ番号や塗装の一部が塗りつぶされていました。
多少哀れな姿ではありましたが、しかしその最後の姿を記録することが出来て大満足。長い間お疲れ様でした。
そしてモノレールは、天空橋駅を出ると再び地上へ出現します。ここでリバイバルカラーの車両を撮影。結局、天空橋駅よりさらに1駅歩き、浜松町駅経由で品川駅で下車しました。
続いて向かったのがこちら。グランドプリンスホテル高輪にある旧竹田宮邸。1911(明治44)年の建築で、現在はホテルの貴賓館として使用されています。
その北側には、味の素記念館跡に2004(平成16)年に建てられた、味の素グループ高輪研修センターがあり、立派な門があります。昭和初期の景観を復元したものだそうで。
さらに歩くと、コーナー部の曲線と塔屋が本当に美しい高輪消防署を発見。1933(昭和8)年に建てられたもので、ドイツ表現派の近代建築です。まだ現役で使われているというのが本当に素晴らしい。ちなみに道路を挟んで反対側が高輪警察署だったりします。最強コンビ(笑)。
そして以前に紹介しましたが、明治学院大学を少々散策。こちらの記念館のほか・・・。
礼拝堂(1916=大正5年築)とか・・・。
こんなのとか・・・洋風建築3連発。詳しくはまた紹介します。