2010年11月14日 西武101系廃車回送とニューシャトル車両基地公開
この日は中央本線八王子駅へ。西武多磨川線で活躍した101系の廃車回送を見に行きました。JR中央線と武蔵野線を経由して、西武線に入線するのですが、JRではEF65 1060号機が牽引を担当しました。
八王子駅ならではの光景。西武101系とJR205系(横浜線)の並び。
引き続き上り線の高架化工事が終了した国立駅にて、廃車回送を撮影しました。それにしても国立駅、すっかりと変わったことで・・・。
そして西国分寺駅からJR武蔵野線経由で大宮駅に行こうとしたところ、途中の新秋津駅で485系「ゆう」を発見。これは撮影せねば!と途中下車し、多分初めてとなる「ゆう」の撮影に興じます。
あまり注目してこなかった「ゆう」ですが、こんな面白い形状の中間車もいるんですね。
当初予定にはありませんでしたが、せっかくなので、ここから西武新101系による牽引に交代する、101系を撮影してみました。このまま西武線内追いかけるのも面白いかもしれませんが、予定をだいぶオーバーしつつ、次なる目的地へ向かいます。
それがこちら、埼玉新都市交通(ニューシャトル)の丸山車両基地の一般公開。
新交通システムの車両基地なんて、なかなかお目にかかれるものではありません。小さな車両基地ですが、一般の車両基地や工場とは異なる設備は、かなり興味深いものでした。
引退する1000系1013編成と、最新の2000系2002編成。2000系のデザインは未来的で素晴らしく、完全に虜(とりこ)になりました。そして丸山車両基地、訪問する人はそれほど多くなく、とても「まったり」とした雰囲気で見学することができ、大変気持ちのよいものでした。
なんと運輸司令室も公開。職場訪問みたいな感じで非常に面白いです。小さい設備で、必要最小限の人数で効率よく運営しているような感じでした。
続いて京浜東北線の王子駅で、185系湘南色の特急「草津」を狙ってみますが、なんと背景にピントがあってしまい撃沈。OH・・・!
そして隣接する飛鳥山公園に誕生した東京都のモノレール、あすかパークレール「アスカルゴ」を初撮影してみました。ネーミングが最高!そして、非常に洗練されたデザインです。こう言っては難ですが、単純に丘の上と下を結ぶだけの存在なのですけど、便利なことも合って大人気。常に満員御礼状態で、直ぐに乗れませんでした。
保存されている都電6000形6080号。一昔前の荒廃した姿に比べれば、まだマシな状態ではありますが、方向幕の部分に卑猥な言葉が落書きされているなど、かなり残念。どうして、こういうバカな落書きをするのでしょうか。
同じく保存されているD51 853号機。こちらは美麗な状態を保っていました。
せっかく飛鳥山公園に来たので、引き続きまして明治&大正時代の実業家・渋沢栄一ゆかりの青淵文庫(せいえんぶんこ/1925=大正14年築)と・・・。
晩香廬(ばんこうろ 1917=大正6年築)も撮影してみました。だんだん築100年が間近に迫ってきていますね。渋沢栄一ゆかりの建築として、末永く保存してもらいたいものです。
さらに飛鳥山公園の下は、都電荒川線が道路との併用区間があることでお馴染み。7500形来ないかなあ、と狙ってみますが、全て撃沈でした。
その代わりデビューしたばかりの8800形(青)を撮影完了。こ、これは格好良すぎる。
最後に東池袋四丁目で少々都電を撮影し、この日の行程を終了としました。