2012年1月22日 酒とツマミを片手に銚子電鉄と千葉都市モノレールへ
この日は裏辺研究所新年会3日目という、トンでもない日曜日。 デュークさん、ネオンさん、ゼニガタさん、私の職場の先輩K氏、さらにゼニガタさんの友人U氏という、異色の組み合わせで銚子電鉄に向かいます。朝の横須賀線・総武線の快速「エアポート」グリーン車は、さすがにガラガラでございました。
この日の天候は雨。本来であれば、旅行には微妙な天候ではございますが、目的の大部分は酒飲みでして、あまり問題はありません。快速「エアポート」を降りる成田まで、終始この状態。左に映っている職場の先輩K氏が左手に持っているチーズが多少高級なのですが、これが本当に美味しかった。 そのうち、チーズの食べ比べという企画もやってみたいものです。
さて成田駅。乗り換えの合間に成田線のE231系を撮影してみます。
そして、乗り換えた209系は両端がボックスシート。というわけで、再び酒宴の開始でした。あわわわ。
綺麗なトイレも完備していますし、快適に銚子駅に到着。113系が消えてしまったのは趣味的には残念ですが、快適性は格段に上がっていると思います。JR東日本の場合、どこの路線も駅や車両の更新が進み、便利になっているのが有難いですね。
さて、ここから銚子電鉄に乗り換えです。最後に訪れたのは2010年1月なので約1年ぶりですが、車両の多くは一新され、そして乗り換え口には簡易スイカ改札機を保護する立派な上屋根が。
この日運用されていたのは、京王電鉄→伊予鉄道を経て入線した2000形の第1編成。京王電鉄時代の塗装に塗られています。個人的には、伊予鉄道時代にはお世話になった車両。・・・全体的に薄汚れているのが気になります。少々磨いたぐらいでは、綺麗にならないのかなあ。
成田線の211系と絡めて。2000形の銚子方は湘南電車スタイルですが、外川方は、伊予鉄時代の先頭車化改造により京王5000系風の顔つきになっています。
ついでに成田線の211系も撮影しておきました。これも近いうちに見納めでしょうか?
さて外観は薄汚れて、ある意味でレトロ感満載の2000形ですが、車内に入ると実に綺麗なもので、ある意味で面白みが無い!? しかし2000形も全国的に見れば、物凄い古豪の部類に入ると思うのですが、まったくそう感じさせない車内は逆に凄いです。 伊予鉄時代、そして今の銚子電鉄も含めて、しっかりと保守されていることが伺えます。
こちらは車内に掲示されていた「鉄道むすめ」による三陸鉄道応援ポスター。 申し訳ないですが萌えには全く興味を持てませんが、しかし三陸鉄道の復旧には心から期待しています。鉄道の廃線が相次ぐ昨今ですが、地域間輸送を行う鉄道の役割はまだまだ重要なはず。
そして終点の外川駅に到着。定期運転を終了した、元伊予鉄道の800形と並びます。800形はここに放置されてしばらく経つうちに、いささか車体に痛みも出てきました。今後をどうするのか、気になるところです。
そして外川駅を撮影しますが、雨が強くなってきました。というわけで、大変あわただしいですが乗ってきた電車で戻ります。
戻った先は1駅手前の犬吠駅。ここにはデハ501と、相鉄モニ2022の車体があることでお馴染みですが、老朽化は隠しようも無く、ついにデハ501にはビニールシートがかけられてしまいました。
さて、犬吠駅では職場の別の先輩に会うという偶然に驚きつつ、後続の列車で仲ノ町駅に向かいます。乗った電車は桃太郎電鉄ラッピング車であるデハ1001。前日の夜は、ゼニガタ所員と桃太郎電鉄をやっていただけに、車内の様子が気になります。 ところで桃太郎電鉄も新作は出さないとか。基本的なシステムは毎回一緒なので、そうそう毎年新作を出されても・・・という面もありましたが、これからは新しいハードで出ないのかと思うと、そのうち桃太郎電鉄を全く知らない世代も出るんだろうなあ、と。残念です。 PS3で、フルハイビジョン仕様の桃太郎電鉄を期待したいのですが(笑)。
さて、銚子電鉄の車庫がある仲ノ町駅に到着。入場券を購入して、車庫を見学します。まずは、2000形第2編成を撮影。こちら、アイボリーにイオン銚子ショッピングセンターの広告を添付。前面だけは、赤帯も後に加えられて、京王電鉄時代の塗装をイメージしています。
やはりオデコの部分の汚れが気になります。磨けるものなら磨きたい(笑)。
そして、営団地下鉄丸の内線カラーに塗られたデハ1002を撮影。 この色に塗るとは、銚子電鉄・・・恐るべし。相方のデハ1001も、そのうち銀座線カラーにするのではと期待しております。
人気のデキ3電気機関車。
さて、仲ノ町駅のポスターもこんな感じでした。興味はないといいつつ、ついこういうネタは撮ってしまう・・・。
さて、銚子電鉄の車内で観光案内をされていたアテンダントさんに教えてもらって、銚子駅前の商店街にある銚子魚料理 かみちへ。いやはや、普段はラマダン上等な私とは思えない旅行です。大変美味しい刺身と天ぷらで大満足。
美味しく撮ってみようとしますが、相変わらず上手くはいきません。
さて、これで解散でも良かったのですが、さすがにもう1つネタは欲しいところ。とは言え、ゼニガタさんは京都へ、ネオンさんは名古屋に帰られる以上、あまり連れまわすことは出来ない・・・という状況下で、千葉都市モノレールに行って見ることに。 試運転中の新型車両の特別ラッピング塗装が実にステキなので、これを見られないかと思いまして車両基地へ行くことに。最寄り駅は動物公園駅なので、ここで下車します。軌道が何とも格好いい。
私やデュークさんは何度も撮影していますが、他の方々は殆ど縁が無かったそうなので、少々撮影タイムと行きます。
上からぶら下がっている・・・というのが面白いですよね。先日、鉄道に興味が無い馬藤所員ですら興奮していましたが、純粋に乗り物として実に興味深い形態だと思います。新型車両はデザインが抜群ですし、PRの仕方によっては人気爆発になるのでは?
さて、車両基地に向けて歩いてみると、なんと地上に放置された車両が。 実にシュールな光景です。
車両基地には新型車両の姿は見えず。もっとも、従来車両が勢ぞろいする姿も、そのうちは見納めになるでしょうから、これはこれで記録として重要です。
そして千葉みなと駅で下車し、京葉線に乗り換えて東京駅へ。これにて長い長い裏辺研究所新年会もいよいよ終了し、各自の家へと帰還と相成りました。 というわけで、今年も多くの方々を私の思いつきで呼び出しては、連れまわしておりますが、参加いただき本当に感謝感激です。そして、スタッフ一同で面白い旅行記事を今後とも提供していきますので、皆様宜しくお願いします。