2012年4月1日 南武支線と鶴見線を堪能する
この土日は事前に食糧を買い込み、藤沢の自宅で引きこもりモード全開・・・を狙っていましたが、結局は体がウズウズ。昼飯を食べ終わった後、行く行かないの押し問答を自分の中で繰り返した結果、結局は出撃するのでした。
目的地はJR南武支線&鶴見線。103系が引退した後、これと言った用事がなく同じ神奈川県にありながら6〜7年も行っておりませんでした。鶴見線に至っては、浜川崎〜鶴見間以外乗っておらず、しかもこの両駅しか乗降したことが無いため、訪問地を少し増やそうとの目論見ですが、ダイヤを全く調べないノープラン。 とりあえず、南武支線の尻手駅からスタートします。
京急との接続がある八丁畷駅では、尻手へ向かうお客さんが多かったものの、浜川崎駅行きの電車はお客さんは少なく、私を含めた鉄な方々の御用達状態。あっという間に浜川崎駅へ到着します。
さて、浜川崎駅の構内は貨物線が多数通っており、意外と広い構内を持っています。
入換機らしきものが絶賛放置中でした。このまま朽ち果てていくのでしょうか。
EF210形が牽引する貨物列車が次々と通過。しかし、まともに撮ったのはこの1枚だけで、あとはカメラを構え忘れていたり、トイレに行っている間に通過したり・・・。
南武支線の浜川崎駅改札。
道路を挟んで向かい合っているのが、鶴見線の浜川崎駅。乗換えをする場合は、スイカをタッチ「しないで」くださいという自動放送が、お客さんが通るたびにセンサーで反応して流れるのが印象的でした。 (もしかして自動放送だったらゴメンナサイ)
昔ながらの跨線橋の様子。え〜っと、鶴見線のりば 扇安浅鶴 町善野見・・・い、いや何かが違う。
というわけで鶴見線へ。未乗区間である扇町駅方面へ行きたかったのですが、列車が全然無いので断念。とりあえず、鶴見駅方面へ向かいます。
途中の浅野駅は海芝浦駅行きの支線との分岐点。次回は訪問したいなあ。
さて、これで鶴見駅で下車→終了では6年前と全く変わらないので、国道駅で下車。
鶴見線の高架橋の下に広がる駅構内は昭和レトロ・・・として有名ですが、殆どの店はベニヤ板でふさがれており、もはや廃墟といった感じ。とても寂しいです。ちなみに鶴見臨港鉄道の駅として1930(昭和5)年に誕生してから、構造物自体は基本的にそのままだそうです。
とは言え、こういう看板を見ると俄然として昭和レトロ感が出てきますね!
このお店は営業しているような感じです。
改札口も、自動券売機や簡易スイカ改札機が置かれているほかは、タイムスリップしたかの感じ。
昭和レトロ街として改修すれば、観光資源になる・・・かなあと多少妄想。
駅舎はこんな感じです。よく見ると、半円アーチ状の窓がガードの左右にあって、近代建築らしき雰囲気が漂っています。
ちなみにウィキペディアによると、こちらの凸凹は第2次世界大戦時の米軍による機銃掃射の跡だとか。
さて、ホームに戻ると偶然にも海芝浦駅行きの電車が。だったら、次回訪問と言わず今日行ってしまえ!ということで乗車です。途中、浅野駅ではホームと電車との間隔がずいぶんと広い・・・。
そして、あっという間に海芝浦駅に到着。お客さんは、全員観光客でした。まあ、その大半は「鉄」な方々でしたが・・・。
噂には聞いていましたが、本当に海に近い!
海芝浦駅は、東芝京浜事業所の敷地内にあるため、ここから何処かに行けるわけではないのが特徴。
それでも駅前は海芝公園となって整備されており、多少ですが歩くことが可能でした。
海芝浦駅からの風景。鶴見つばさ橋を臨むことができます。
工場萌えな方々にはこちらもお勧め。
結局、中途半端な時間に出撃したために鶴見線の未乗区間が相変わらず残ってしまいましたが、車両が103系でなく205系であっても、非常に面白い路線でした。残る区間も、ぜひ乗っておきたいものです。
ラストは鶴見駅で撮影して終了。自宅を午後1時過ぎに出て、これだけ小旅行が出来れば満足というものですね。