2012年4月29日 隅田川クルーズ


この日は上京している妹のために、伯父と伯母夫妻が隅田川クルーズをセッティング。祖母、従兄弟も入れて浅草に向かいます。日野から浅草へは、東京メトロ東西線を途中に挟んで行ってみました。

数少なくなった05系初期車を中野駅で撮影。

開業当時の姿に復元された東武鉄道の浅草駅を見ます。まだ一部の覆いがありますが、もちろん現在は完成しています。

続いて隅田川を渡る東武100系を撮影。そして、これから隅田川の河口に向かって、水上バスでクルージングを楽しむのですが、私の楽しみとしては墨田川に数多く架かる橋を一気に撮影できること。関東大震災後の復興事業で完成した橋が、今も数多く現役なのです。

とは言え、水上バス発着所の上流の橋は記録できないので、また別途撮影の機会を設けたいと思っています。ちなみに、スペーシアの後ろの橋は、言問橋(ことといばし)。1928(昭和3)年に完成しています。

船の後ろから上流側に向かって橋を撮影します。というわけで、船の進行方向とは逆向きになる、という前提で写真をお楽しみください。まずは、吾妻橋。赤く塗られ、浅草寺を意識したデザインが素敵ですね。

駒形橋。1927(昭和2)年の完成です。

3連アーチが美しい厩橋(うまやばし)。1929(昭和4)年の完成です。

蔵前橋(くらまえばし)。1927(昭和2)年に架けられたアーチ橋。

これはJR総武線の橋ですね。

両国橋。1932(昭和7)年に完成しました。

と、そこへ水上クルーズ船とすれ違い。随分と、白く縁取られた四角い窓の多い面白いデザインですね。

新大橋。デザインがそれまでの橋と大きく変わりますが、これは1978(昭和53)年築。

おおっと、ここでこんなのも出現。格好いいですねえ。

清洲橋。1928(昭和3)年築で、国の重要文化財に指定。これは非常に美しいデザインです。そして後ろには東京スカイツリーが見えます。

これは首都高速9号深川線と一体的になっている隅田川大橋。1979(昭和54)年の完成です。

1926(大正15)年に完成した永代橋。国の重要文化財に指定。

1993(平成5)年に完成した中央大橋。

佃大橋。実にシンプルなデザインで、1964(昭和39)年の完成。

ラストを飾るのは、勝鬨橋(かちどきばし)。1940(昭和15)年に完成したもので、橋の中央部が70度くらい両側に開く双葉跳開橋として有名です。・・・が、1970(昭和45)年に開いたのを最後に、現在は橋が跳ね上がることはありません。

2007(平成19)年には国の重要文化財に指定されています。

水上バスは浜離宮恩賜庭園に到着。久しぶりに多少ですが散策することになりました。

昼食場所の都合で、何と上から撮影することに!

築地市場も上から撮影することが出来ました。今後、どのようになるのか不透明なだけに、良い記録になった気がします。というわけで、如何でしたでしょうか?

隅田川にこれほど戦前の橋が架かっているとは思わず、非常に良い目の保養になりました。今も現役で交通を支えてくれている、というのが良いではありませんか!

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