2012年5月4日 スパリゾートハワイアンズ&アクアマリンふくしまへ


ようやくGW後半の記事に戻ります。 さて、まずは氷川副所長、水澄所員と共にJRいわき駅からスタート。2009年に現在の駅ビルが完成したそうで、周辺の駅整備と合わせて随分と洗練された印象です。もっとも、旧駅舎と比べると随分と小ぶりになりましたが・・・。

南口から北口に抜けて、ちょっとお散歩。北口周辺は磐城平城跡で、建物は残っていませんが、石垣を多少見ることが出来ます。

磐城平城は、譜代大名の鳥居忠政が1603年に城下町と共に整備し、その後は内藤家、井上家、安藤家と大名が代わります。幕末は、老中として活躍した安藤信正が藩主であり、1868年の戊辰戦争で落城しました。 現在、城跡は一部が公園として整備されている以外は、住宅地として払い下げられています。これは復元は厳しそうですねえ。遺構が未だに僅かながら残っているだけでも奇跡でしょうか。

さて、いわき駅から普通列車に乗ろうとしたところ、自由党の看板が。最近塗りなおしたかのような美しさで、はて?地域政党ではまだ活動しているのか。

少々列車を撮り鉄。こちらは磐越東線のキハ110系。常磐線が広野駅から北が不通になって以降、仙台方面の列車としても案内されています。しかし、運転本数が郡山行きで1日に8本という、悲惨な状況。8時41分に列車が出発したら、13時13分まで列車がありません。路線の先行きが不安です。

さて、我々はこちらのE501系に乗車。上野口から引退して以降、久しぶりに見ました。

そして湯本駅で下車し、いわき方面のE501系を撮影。なんと10両編成。地方都市で10両というのは、輸送力が過剰な気がしますが、やはり長編成は見ていて頼もしい印象。

続いて651系特急「スーパーひたち」を撮影。この列車に上野から乗ってきた馬藤所員と合流し、高校時代以来の裏辺研究所ご一行4人でスパリゾートハワイアンズに向かいます。

というわけで、タクシーを使って到着。震災から復興したスパリゾートハワイアンズは、さすがGWということもあって多くの人でにぎわっています。設備も次々とリニューアル中のようで、写真左手は工事中でした。

なんと無謀にも一眼レフで全景を撮影してみます。いやあ、人が多い。もっとも、施設自体が非常に広いので、ここ以外、例えば広大な露天風呂はゆったりとした雰囲気でした。

もちろん、お馴染みのコレも撮影。人が多くて、間近で見ることは到底叶いませんでしたが・・・。結局、正午過ぎまでここで遊びとおし、4人とも大満足。もう一度来たいと思います。

さて、今度はスパリゾートからタクシーで約20分(ぐらいだったか?)、いわき市の小名浜地区にあるアクアマリンふくしまという水族館へ向かいます。小名浜港があるこのエリア、震災では大きな被害を受けています。 写真は福島臨海鉄道の線路ですが、被災したまま。もっとも、メインは復旧しているので、こちらは2001年に廃線になった線路かもしれません。

こちらがアクアマリンふくしま。震災では、津波による被害と電力不足、エサの不足によって大半の魚を失ったと聞いておりますが、さて現状は・・・?

まず、大量の化石がお出迎え。まさか水族館で、古生物の化石を大量に見られるとは思いませんでした。

さらに古生物の復元モデルも多数あり、個人的には大感激。これは我がホームページの古生物の原稿でも色々と紹介できそうです。

うにゅうにゅ。

震災で多くの魚を失ったとは思えないほど、水族館は元気で、多種多様な魚を見ることが出来ました。

様々な棲息環境が再現されているなど、展示方法もいろいろと工夫されています。

トド。元気に動き回っているので撮影しにくいですが、稀にこんなシーンも。





ブログでは全部紹介し切れませんが、真面目に全部見ていたら丸1日は必要な規模で驚きました。非常に設備の整った素晴らしい水族館でした。 さて、この後はひたすら我が家に戻るだけ。タクシーで常磐線の泉駅に行き、特急と普通を乗り継いで撤収。翌日は翌日で、再び常磐線沿線に出撃します。

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