2012年8月11日〜13日 撮り鉄しながら北九州・高松・鞆の浦の旅
この日は広島県東広島市のJR西条駅から出発。駅前の東横インから外を見ると・・・なんと駅舎が跡形もなくなっております。
旧駅舎はこんな姿でした。そんなに古くは無さそうだったので、まさか改築するとは思いませんでしたが、橋上駅舎化に踏み切るそうです。東広島市が随分とお金を出すことになったのでしょうね。 さて、ゼニガタ所員と共にホテルを出発し、リン所員と合流します。
西条駅に来たのはEF67形を撮影するためでしたが、お盆なので貨物列車自体が殆ど動かないとのこと。しかも、貴重な1本を目の前で逃すという痛恨のオマケつき!仕方が無いので、単色化がさらに進む前に、と115系の撮影を行います。 まずは広島リニューアル色の115系による通勤ライナー。
黄色+瀬戸内色8連の115系。何度もいいますが、似合わない。
その点、見慣れているというのもありますが瀬戸内色は安心できます。
JR西条駅前も酒蔵の古い町並みが残りますが、もう2回も訪問していますので、リン所員の車に乗って東広島市白市の古い町並みを散策。統一された屋根瓦の色が良いですなあ。
こちらは国指定重要文化財の旧木原家住宅。ま、窓が無い・・・!
こちらは伊原惣十郎家。このほかにも色々な古民家があり、規模は小さい街ですがなんともいえない魅力がありました。
さて、車で広島市と府中町に入り、間もなくエディオンにブランドが統一されるデオデオという大手電器店のマークを記録。
かつて三段峡駅からソレイユ広島という商業施設に移されたC11も撮影。少し劣化してきているような雰囲気です。
さて、ここで我々は私のわがままでJR天神川駅へ。もう、停車中の姿でもいいからEF67形を記録しておくぜ、ということで、多数がいました。まずは101号機。
さらに運よく、102号機の走行シーンをゲット。
こちらは103号機。
そして・・・0番台である3号機も発見!
両側で顔つきが異なるのが0番台の特徴ですね。
さらに115系や・・・。
113系や・・・。
103系を撮影。
単色化された編成が1つもいない風景も記録。 こうして辛うじて当初の広島訪問の狙いをクリアし、今度は呉線沿いに向かいます。
天神川駅を出た所長一行は、リン所員の車で呉線沿線へ移動します。まず最初に向かったのは、JR呉線坂駅の近くにある商業施設「パルティフジ坂」で保存されている広島電鉄の2000形。 どういう意図で保存を決定したのかわかりませんが、現役時代とは全く異なる海をイメージとした鮮やかな塗装と装飾が施されています。
さらに保存車ではもう1つ、呉ポートピアで保存されている呉市電1001号を撮影。保存されてから、気がつけば8年ぐらいになったはずですが、屋外であるにもかかわらず意外にも美麗な姿で保存されています。
ちなみにこの車両、呉市電廃止後は伊予鉄道で長らく活躍した車両であり、車内には伊予鉄時代の名残が・・・。
ついでに、この付近で呉線の車両を撮影。
103系は当然狙います。
続いて竹原市の古い町並みを見に行こう・・・としますが、このあともイベント盛りだくさんであったため、時間の都合で断念。代わりに、キハ40系ジョイフルトレイン「清盛マリンビュー」を、偶然リン所員が見つけた竹原駅付近のポイントでバッチリ撮影。しゃもじだ〜!
時間が厳しかったのは、こちらの撮影があったため。そう、山陽本線を走行する115系カープ電車。糸崎駅にいることが事前の調査で判明していたため、何とか清盛マリンビューから間に合わせて到着したのでした。
今回の旅行でまさか撮影できるとは思わなかったので、これは大収穫でした。
ついでに、不思議な顔つきの115系も撮影。オデコが広い・・・。
やはり、こちらの塗装のほうが安心します。
さらに、僅か30分程度の滞在になってしまいましたが、福山市鞆の浦地区の古い町並みを散策。江戸時代の港の風景を色濃く残す港町で、私は約8年ぶりの訪問です。
残存する歴史的価値のある民家の数は数知れず、未だ重伝建に指定されていないのが不思議なぐらいの街並みです。ここ場所については、既にホームページで紹介していますので、そちらでたっぷりと堪能してください。
そして福山駅でリン所員、ゼニガタ所員とお別れ。ゼニさん〜また会う日まで・・・おっと、明後日に横浜で会うんだった(もう、日本地図が無茶苦茶です)
福山城は一応9年前に来てはいますが、天守閣の写真の出来栄えがイマイチで、何とかもう一度行きたいと思いながら、なかなか機会に恵まれず。福山は通過するか、解散ポイントになってしまいまして・・・。 そんな中、新幹線ホームから何とかベストな写真が撮れないかとウロウロ徘徊していましたところ、こんな写真が撮れました。周囲の櫓や塀も見事に入り、かなりお気に入りの1枚です。
そして、N700系「のぞみ」で新横浜へ。日野市にある祖母宅に帰還しました。 ということで、2泊3日の夏の大旅行はこれにて終了。しかし、休む暇なく、次の土日も近隣ではありますが出撃するのでした。おほほほ。